第17話-12
「私がタカちゃんのことを一番知ってるのに!! 知ってるのに!!」
「みゆき!?」
「タカちゃんの男らしい所とか!! いい所いっぱい知ってるのに!!」
「みゆき!? そんな大声で!?」
「小さい頃から一緒に居るのに!! 子供の頃は一緒にお風呂入ってたのに!! 裸のお付き合いなのに!!」
「みゆき!? あれ、なんかずれてない、みゆき!?」
「タカちゃんのかわいい頃もいっぱい知ってるのに!!」
「みゆき!! 落ち着いて!!」
「かわいいタカちゃんも、かっこいいタカちゃんも知ってるのに!! 知ってるもん!!」
「みゆき!! なんか、ちょっと、方向が違うぞみゆき!!」
ヤンデレ一転ぷんぷん状態になったみゆき。
なんだろう、これ。
なんだろう。
なんか違うぞ、これ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます