第7話プロフェッショナル・イノベーション(PI)社(ごめんなさい本作品では影響しません)

【物語の裏でのカギとなる『プロフェッショナル・イノベーション(PI)社』について】

 プロフェッショナル・イノベーション社(以下略してPI社)は、平たく言えば『五十二番遺伝子障がい』を持つ者に対して、例えば『タイムクラック』発動のデバイスを提供したり、また個々の能力に合わせた武器を提供することを積極的に行なっている。またPI社の会社形式はいわゆる『コングロマリッド』の形態である。


 先ほど『提供する』と記述したものの、実際にはどこかからか五十二番遺伝子障がいの人物の、個人情報なりデータを見つけては、その特殊能力や適性にあった武器やデバイスを、強制的にその本人に『送りつける』と言った方が、正解なケースも多々あったりする。

 特に瞳には大型バイクの免許を習得したと、どこからか情報を得たりすると、ロボット状に変形出来る大型バイクを提供するなど、そういった部分から読み取れることは、ある意味では『五十二番遺伝子障がいを持つもの同士が争うのを手助けしている』とも言えなくもない会社であるが、コングロマリッドという形態が取れる大会社でありながら、また名前はこの世界では広く知られているものの、その実態は謎に包まれた部分が多々あったりする。

 五十二番遺伝子障がいを持つものの殺し合いを、デバイスや武器の提供でそれを助長しているあたり、どこの方向を向いて会社が運営されているのか、この作品の裏でのキーマンとなる会社でありながら、実態の多くが謎のベールに包まれている会社である。

(なお会社名は現時点での暫定です。もっとかっこいい会社名を思いつきましたら、会社名は変更となる可能性があります)

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