第5話『徹也』と『健』と『美咲』の人物設定と『八候中学校』について(八候中学校につきましては本作品では名前と概要ぐらいしか出てきませんごめんなさい)

保科徹也:誕生日設定未定。身長百七十五センチ。一年浪人後早稲田大学先進理工学部へと進学。実家は中堅の製薬会社で、兄が二人いる。両親は息子たちが製薬会社にいかにして関われるか……を基準に兄二人を大学へ入れる。長男は将来会社の顧問弁護士となるよう一橋大学法学部へ。次男はこれまた将来会社での製薬に携われるようにと東京工業大学へ、、それぞれ進学をさせた。しかし家の中で完全に宙に浮いてしまった徹也は、得意科目が物理ということもあってか、また五十二番遺伝子障がいもあるせいもあってか、実家では完全にのけ者扱いされている。趣味は高校生の頃からはじめたビリヤードで、またイメージカラーは赤で、実際特殊能力も炎に関わるものである。ちなみにバンドでは、ギターを担当している。


竜崎健:誕生日設定未定。身長百八十センチ。特殊能力は電気で、だからというわけではないが、家業は電気工事である。その電気の資格を取るために、大学の進学先は電気通信大学に現役で入学している。大学在学中に電気工事二種の資格を取り、大学卒業後に電気工事一種を習得する。父親の再婚により、再婚相手の子どもである葉月という女の子と、なし崩しのように同棲生活を送ることとなる。イメージカラーは黄色。非常に温厚な性格であり、特に徹也にとっては、なくてはならない友人でもある。ちなみにバンドではドラムを担当しており、その腕はプロと比べても、遜色のないレベルである。


奈良美咲:八候中学校にて理科を教えていた。誕生日、身長、イメージカラーの設定はまだ未定。本人の高校時代は無気力で、友達に誘われて(引きずられて)入った短大をなんとか卒業した後、特に就職活動をしなかったこともあり、キャバクラで働きはじめる。そこで出会った世界史の予備校講師の生きざまに惚れて、大学への再受験を決意し猛勉強して、一年で東京学芸大学へと進学するが、何を間違えたのか憧れの先生の科目であった世界史ではなく、予備校の授業で楽しかった理科の道へと進む。このときに付き合っていた彼氏と結婚まで考えていたものの、彼氏がバイク事故で亡くなってしまう。それからというもの、恋愛などは一切考えずに、生涯独身でいるつもりである。


八候中学校:いわゆる『五十二番遺伝子障がい』を持った生徒だけが集まる『五十二番遺伝子障がい』を持つ中学生のための『特別支援学校』とも言える中学校であり、もちろん担任を受け持つ先生も、何かしらの型の五十二番遺伝子障がいを持った先生が、原則として受け持つことになっている。しかし瞳と雪絵が中学三年生になった年は、その学年から瞳と雪絵を除いた残りの生徒全員が、例の殺し合いに選ばれてしまったがために、その年は一クラスに瞳と雪絵の二人しか最初は生徒がいないという、いびつな状態になってしまっていた。

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