第17話

「申し訳ございませんでしたっ!」


リビングに降りると、すぐに乙葉が視界に入り即座に土下座をする。 

何をされてもいいと覚悟を決めているから。



「別にもう…いいけど………でも罪は償ってもらうから!また一緒にどっか行ってもらうから!……べっ、別に私が春兄とデートしたいとかそんかこと思ってる訳じゃないから!」


仁王立ちしていた乙葉は、意外な事を行ってきた。


「じゃあ何処に行ったら………」

「今度の花火大会!」



即答だった。



「あと………私の身体は忘れること!絶対変な妄想しないでよ!?」


そういい残して、自室に乙葉は戻っていった。




「嘘やん………花火大会って………」


春樹は人混みが大の苦手である。





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義妹と俺、二人の生活が始まりました。 電子レンジ235 @kintetsu5200

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