第16話 油断大敵とはこの事である

今日は乙葉が友達と出掛けると言うことで、一人だ。


ずっとパソコンで動画編集をしてたから、気づいたら17時を越えていた。外は雨が降っていた。


喉が乾いたので、茶をのみに行くと、

――バチャッ


コップが倒れて、服に大量に着いてしまった。

慌てて近くの布巾で拭いて、濡れた服を洗濯機に入れに脱衣場に行くと―――






――一人の女性が、立っていた。


白い肌に、引き締まったお尻。僅かにも膨らんでいて、でも、しっかりと存在感を示す物―――





下手すると、一分ぐらい固まっていたかもしれない。



「ごっ、ごめんっ!」




急いで部屋に戻った。

脳裏に焼き付いた彼女の体は離れようとしない。



『だって地球は○箱~』


―ヒィッ!


急に携帯から流れ出す着メロ。

この曲はホラーアニメの主題歌か!

「はい、もしもし」


『春兄、リビングに来て』


――プツッ


すぐに切れてしまった。

相当お怒り見たい。


生きて帰れたらいいな―――

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る