SFに理屈は要らない。必要なのはちょっとしたワンダーとスピード感だ。と、思うのですよ。その場に居合わせた事の意味を考えるまでもなく、ただ現象の目撃者となればいい。とも、思うのですよ。スタートから説明不要の世界が展開して、ストーリーの後を追っていたつもりが一周回って後ろから追われていた自分に気付くはず。このスピード感は相変わらず見事です。