ぜんこうていの過去・5
いまやハーバリアの裏社会を仕切るようになったカーベルファミリーの本拠地に二人の男がいた。
一人はカーベルファミリーの首領(ドン)。彼は同室しているもう一人に視線を向けた。
そこにいる男はひどい面相をしていた。度重なるストレスが原因なのか、目を落ちくぼんで髪の大半は抜け落ち、実年齢よりも二十以上は老けて見える。
十年前の彼を知る人物と引き合わせても、この人物が伝令官だとわかる人間はいないだろう。それほどのやつれようだった。
「なにが……どうして……私は、こんな、はずでは……」
憔悴しきった顔でぶつぶつとつぶやいている。うめき声の内容は、ひたすらに過去に対する「なぜ?」だ。皇国が崩壊したあたりから精神の均衡は崩れていたが、皇帝だった少女が脱走してからの不安定さは顕著だ。
「安心しろよ。逃げたガキどもは見つかったんだ」
声を投げかけても耳に届いた様子はない。
伝令官の精神が失調しているのは見ればわかった。それを知って、あえて放置している。
どちらにしても伝令官は必要だ。玉音が効かないという能力は替えがない。まだ幼い皇帝を洗脳しきるまでは絶対に必要であり、その彼が弱り切っているのは首領にとって都合がよかった。
伝令官もまた、カーベルファミリーの他に居場所はなくなっている。
玉音の持ち主が逃げたと聞いた時ばかりは首領も慌てたが、身内に裏切り者がいたわけではなく、正真正銘子供の家出だったという報告を部下であるボルケーノから受けている。
ならば慌てることはない。後数年、力を蓄えて皇帝を意のままにできれば、国さえとれるという確信があった。
伝令官とは対照的に、悠然と待ち構えていると扉をノックする音が響いた。
「オヤジ。入るぜ」
「おお、入れ、ボルケーノ。よくやったな!」
ボルケーノの側には二人の少女がいた。
間違いなく、逃げ出した二人だ。首領は喜色満面でボルケーノを出迎える。伝令官も、この時ばかりはほっと安堵の息を吐いた。
そんな男を二人に、ボルケーノは冷ややかに告げた。
「悪ぃけど、死んでくれ」
唐突すぎる言葉に首領は怒りより先に困惑をあらわにした。なにを言われたのか理解して感情に移り変わるよりも早く、傍にいた黒髪の少女が袖から枝を取り出す。
「『転輪王優曇華』」
唱えた瞬間、少女の持つ枝に花が咲き誇る。雪のように淡い花が連なると同時に、四方に展開された無色の結界が空間を埋め尽くし、この部屋どころか建物の内部を丸ごと、さらには周囲一帯までを制圧した。
黒髪の少女が展開した結界の中で自由に動けるのは、ボルケーノと二人の少女だけだ。首領も全身を埋め立てられるようにして捕らわれている。それどころか、彼の全身には黒髪の少女が咲かせたのと同じような花がびっしりと咲いていた。
抵抗しようにも、首から下がぴくりとも動かない。超常的な拘束に首領は目をむく。
「ボルケーノ!? てめえっ、裏切ったな!」
「やりすぎだ、オヤジ。俺たちはやり過ぎたんだ」
それが、答えだった。
国が腐って崩れる過程を見てきた。積極的に亡国に関わった。
結局のところ、これは暴力で利益を稼ぎ続けた報いなのだ。
黒髪の、まだ十になっているかも怪しい幼い少女は無言のまま二人のやりとりを眺める。
自分を拾い上げて重用した男に責め立てられたボルケーノは無表情だった。
「バカが! どうせ誰かがやるに決まってんだっ。そういうもんなんだよ! それを俺がやった。それだけの話なんだよ!」
追い込まれた段になっても、カーベルファミリーのドンは怒りをまき散らす。
「求める人間がいる限り、成立するんだ! 金を持って権力を持った人間は諦めねえんだ! それを与えるビジネスだ! 俺がやらなくても誰かが代わりになるっ。そうだろう!? 実際、俺がやる前にだって誰かがやっていた。それともなんだ?」
その視線の先には、二人の幼い少女がいた。
「お前らがやるってのか?」
「やらせねえよ」
ボルケーノは、断言する。
それだけはやらせない。そのために自分は残るのだ。
「俺が、やらせねえよ。そのために、あの二人と組んだんだ」
「いつまでもガキみてぇなこと言ってんじゃねえぞ」
首領のうなり声は脅しではなかった。
「できねえよ。できるわけねえんだよ! いいや、ボルケーノ。できたとして、だからなんだ!?」
長年、裏社会に居続けた男は、心底理解できないと叫ぶ。
彼の言っていることは紛れもない事実の一端を示している。
「それはてめえが、そこの伝令官になるってことと、なにが違う!?」
「それは違いますよ」
答えたのは、イチキだ。
「これよりは、わたくしたちが決め、従えるのです。都合よくも、この国には『騎士隊より厳格なる必要悪』というお伽話がございます。本来ならば国に必要すらないあなたさま方のような畜生を飼い慣らし、それに当てはめてご覧にいれましょう」
「ガキ、がぁ……! そんなこと、できると思ってるのか!」
「これは異なことを。そも、西国ハーバリアにおける玉音『皇帝』とは、東国清華の始祖『天帝』と並び立つ国家の如き存在であられます。姉さまのご意志とお声を遮る不純物を取り除けば、できぬことのほうが少のうございますのに……貴様ら如き、暴力しか能のないゴミがでしゃばって……!」
カーベルファミリーのドンを結界で吊り上げたイチキが無表情のまま、しかし満身の怒りを込めて歯がみをする。
「ちなみにあなた様の全身に咲いたそれ、花ではなく、卵でございますので」
「は?」
ぽかんと呆けた首領の面相が青ざめる。
彼の全身にびっしりと生えた、小さな雪のような花。それが、ナニカの卵だという。
血の気の引いた首領を見て、初めてイチキは袖を口元に当ててくすくすと笑った。
「優曇華の生態と伝承を少しばかり曲解して仕上げた魔術です。植えつけた卵が孵れば宿主がどうなるか……まあ、ひとまずあなたの血肉で幼虫から成虫へと育つ過程をお楽しみくださいませ」
「ま、待て、待ってくれ……! そ、それ、は、どういう……いやっ、待て! なんでも、なんでもお前の望むものをやる! なぁ! だから俺の味方をしろ! ボルケーノよりか俺を引き入れるほうがよっぽどいいぞ!」
「ああ、命のご心配をされていたのですか? 大丈夫ですよ。まさか、殺す気はございません」
「そ、そうなのか……」
「ええ、そうですとも」
首領があからさまにほっとした。同時に、瞳にイチキの甘さを侮る光が宿る。
多少痛めつけられようと、生きていれば挽回と復讐の機会はある。人を殺さないとは所詮はお子ちゃまだと内心でせせら笑う首領に、まだ幼いイチキは、一言。
「生涯、蟲の苗床になっていただく貴重な献体でございますから」
今度こそ、首領が絶句した。
堰をきったようにプライドを捨てた命乞いが始まるが、すべてを聞き流したイチキは静かに姉に視線を向ける。
「では、姉さま。こちらはわたくしが。コレは各都市のクズどもへの見せしめに使います。姉さまはご安心して、お声を響かせください。ここは、いましがた広げた結界で閉じてあります。気配が聖女に届くことはございません」
「……うん」
首領を引きずるイチキはボルケーノとともに退出した。
残されたのは、彼女ともう一人。伝令官だ。彼は急変した展開についていけていない様子だった。
だが、少女の声を聞き平静を取り戻す。伝令官にとって、少女の声こそが己の拠り所だった。
「へ、陛下……」
伝令官は媚びた笑みを浮かべた。
玉音が効かずとも、彼にはイチキやボルケーノに勝てる実力などない。結界に捕らわれ脱出するのも不可能な現状、目の前の少女を丸めこむ以外の活路がなかった。一縷の希望にかけて取り入ろうする。
「ち、違うのです……ええ、違うのですとも! 陛下はなにか勘違いをしておられる! 私は無能でも、裏切り者でも、まして不忠者でありません! ええ、ええ、どれでもありませんともっ。なぜなら!」
皇国の貧窮、玉音の持ち主の脱走、そしていまこの場での窮地。それらすべてに対する言い訳を述べる。
「不測の事態さえなければ、すべてうまくいっていたのです!」
本心から、彼は言った。
「計画通りにさえ人が動けば! 間違いなくハーバリア皇国は史上で最も偉大な国になっておりました! 陛下の御名は燦然と歴史に輝くはずでした! いいえっ、いまからでも遅くはありません! 陛下っ。どうか私に今一度、機会を!」
飢饉がなければ、聖人が生まれなければ、勇者などがいなければ。自分にとっての想定外さえなければすべてうまくいったと力説する。もう一度チャンスがあれば絶対に成功すると真心で叫び散らす。
「……伝令官」
弁明のすべてを聞いて、頭で言葉の意味を咀嚼し、彼の言わんとすることを理解した少女は、ひとつだけ問いかける。
「……お前は、皇国をなんだと思っている?」
「へ?」
不意の問いかけに、ぽかんとしてしまう。
皇国とは、なにか。
皇帝の問いかけに、伝令官はすぐに我に返って媚びた答えを用意する。
「こ、皇国とは御身のことですとも!」
「……ああ、その通りだ。皇国とは『私』のことだ」
少女は伝令官の言を肯定した。
彼の言う通りだ。皇国とは、彼女のことだ。ハーバリア皇国において、皇国とはまさしく皇帝と同義だった。
首輪外し、髪の色を至高の紫へと変化させる。
「いま、はじめて、わかった。お前は玉音が効かないのではない」
幼くも、威厳に溢れたハスキーボイスが発せられる。
皇国とは、皇帝である。少女はその真を知るからこそ、伝令官が玉音についてなにも理解していないことをはっきりと理解した。
「お前は、玉音( わたしのこえ)を聞いていないだけなのだな」
その違いが、断絶を生んだ。事ここに至って、幼い彼女が完全に自分の手の内から逃れていることを悟った伝令官に向けて、彼女は口を開く。
耳を閉ざせど逃れることなど不可能な、皇帝の原文。
幼い唇を開き、彼女は生まれて初めて、王権神授を唱える。
「『|皇国よ、永遠なれ(ユークロニア)』」
一声で、色が変わった。
景色が移った。音がズレた。空気が断絶し、香りが途絶え、二本の足で立つ地面の感触すらも違うものへと変化する。
皇帝の玉音が、世界のすべて塗り替えた。
「ここ、は……」
伝令官は周囲を見渡す。
寸前までいた場所とは違う。同時に、彼にとって覚えのある場所だった。
ここは、王宮だ。
いまいる場所は、ハーバリア宮殿の玉座の間に続く廊下である。
間違いない。長年、仕えていた場所だ。間取りのほとんどは頭に入っていた。
幻覚かなにかを見せられているのか。戸惑いながらも、涙が出るほど懐かしい玉座の間へと続く扉へ一歩、吸い寄せられるように足を踏み出した時だ。
「皇国よ、永遠なれ」
後ろから、ささやくようなウィスパーボイスが響いた。
忘れられようもない声を聞いて、伝令官は背筋を凍らせた。
あり得ない。二度と聞くはずがない、しかし忘れることなど不可能な声。息を止めておそるおそる、振り返る。
視線の先に美しい紫の髪をたなびかせる、神秘的なほど美しい女性がいた。
「さて。貴様の戸惑いようからすると、皇国の不文律の意味すら知らなかったようだな、愚か者よ」
鈴なる声色を響かせるのは、彼が殺したはずの皇帝だった。
フーユラシアート四世。
喉を短剣で貫かれ、遺体は余人の知られぬ場所へと処理された。生きる余地など微塵もないはずの彼女は、固まる伝令官の横を通り過ぎ、玉座の間に続く扉を開けた。
広々と威厳のある玉座の間には、中央に敷かれた赤絨毯を挟んで、ずらりと臣下が並んでいた。
アルト家当主をはじめとする武官たちが剣を掲げ、文官たちが粛々と立ち控えて自分たちの主人を出迎える。十七代目フーユラシアート四世に仕え、革命の過程で命を落とした忠臣たちが居並ぶ光景に、いよいよ伝令官は現実感を喪失して立ち尽くす。
「な、ぜ……」
「なぜ、とな。お前も知っているだろうに。皇国の民は死後、常世の国に招かれる。『皇国よ、永遠なれ』とは、死してなお皇国の民にならんとする忠義の一文だ」
ハーバリア皇国の皇帝と臣民は、死後にも常世の国を築き栄華を謳う。
現世で皇国主義者が唱える理想は、知らぬ者には蒙昧な戯言と鼻で笑われることも多いがーー紛れもない、事実なのだ。
ここは、死を超越した空間。物質世界の縛りから解き放たれたうつつにあらざる世界。歴代皇帝と臣民のすべてが揃う常世の国。
現世を超えた神秘の領域にして、先天の秘蹟――『神権』の真髄。
常世の皇国、ハーバリア。
聖典の一文より泥の身となったイーズ・アンですら聖剣がなければ決して敵わないと認めた、王権神授の先天の秘蹟の集大成。四方千里、天地の果てまで、ここはハーバリア皇国だ。
「玉音の恩寵は、歴代の民が神秘領域に国を建てたゆえの神権。お前も言ったであろう? 皇帝こそが皇国なのだ。皇国の民意とはすなわち、死するまで皇国に尽くした民の意志のことを言う。だからこそ我らが皇帝は本来、ここでの王権神授をなしてから王位継承の儀を執り行う。皇帝とは、所詮は器でしかないのだ」
死んだはずの人々が居並ぶ光景に幻覚の出口を必死に探す伝令官をよそに、十七代目皇帝は玉座へと進む。己を殺した臣下に、さしたる感情を抱いた様子はない。
それよりも遥かに、大事なことがある。
赤絨毯の先にある玉座には、一人の少女が座っていた。
彼女は、己の頭にある冠を外す。
「娘よ。私の失態を、お前に押し付けてしまったことを、詫びよう。一度きりの機会、いくらでも恨み言をぶつけなさい」
「……ううん」
母を前にした少女は、じっと目を見てから静かに首を振る。
皇帝となるべく生まれた紫の髪の持ち主は、神秘領域に自分の国を持つ。
歴代の皇帝の数だけ、ハーバリア皇国は存在する。代の違う皇国が重なるのは、ほんの一瞬。
王権神授の理を、受け渡す時だけだ。
「……あなたは、悪くない」
「……そう、か」
フーユラシアート四世は、そっと目を閉じる。
親子の会話としては、情がないやりとり。だがそれも仕方がない。
現世より確かな国、積み上げられた皇国の歴史とは彼らの内にある皇国という概念そのものだ。皇国をつくり死するまで維持した臣民臣下の声を宿して秘蹟とするのが『玉音』なのである。
皇帝の血筋とは、親子の情を許さない。
彼女は手に持つ王冠を、娘の頭に優しい手つきで被せる。
「さあ、娘よ。第十七代皇帝フーユラシアート・ハーバリア四世。私と同じ名と代を持つ、最後の皇帝よ」
十七番目の皇帝である女性は、十八番目の皇帝である少女に向けて、ただ一瞬の親子の会話に終わりを告げる。
「お前は、この国を如何にする?」
母より王冠を受け取った少女は玉座から立ち上がる。
「王座はいらない」
言葉に従い、玉座が砕けた。
「尊衣もいらない」
彼女が身に着けていた絢爛な衣裳も砕け散って、粗末な貫頭衣の姿に変わる。残った王冠が、いっそ滑稽なほど不釣り合いで不格好だ。
「臣下も、騎士も、臣民も、『私』などに仕える必要はない」
控えた臣民が、剣を掲げた鎧の騎士が、消え去る。
「宮殿も、城下都も町村も、あらゆる地建も放棄する」
建っていた宮殿が消え、視界の届かない場所に広がっていたあらゆる建物が消え失せる。
「家族も、もう、妹だけだ」
唯一残っていた母親であった皇帝も、寂しげな微笑みを残して消え去る。
「見ろ」
すべてが消え失せた後に佇むのは、皇帝である一人の少女と伝令官だった男だけだ。
「これが、『私』とお前の国だ」
これが彼女の国だった。ハーバリア皇国を九年治めた彼女が持ちうるのは、たったこれだけだった。
「国土はあってもなにも生み出せず、あるのは『私』と一人の臣下だ」
この異界では、少女の望みは言葉にするまでもなく叶う。真実、思うがままになるのだ。
だからこそ彼女は玉音で現世の鏡を顕現させた。
「わ、私は……私は!」
伝令官が顔を上げた。
周囲には、神韻縹渺たる荒野が広がるのみだ。人民もなく、王城もなく、町も村もなく、財宝もない虚しい荒野の国に、たった二人が佇む。
彼の結果として広がる光景に、ぷつん、となにかが切れた。
「……ぁ」
滂沱の涙を流した。突きつけられた現実に膝から崩れ落ちて泣き叫ぶ。
「あ、あああああああぁあぁおおおお」
伝令官が、人間性を失った。
額から血が出るのも構わず地面に頭を叩きつけ、ひたすらに意味のないほえ声を上げ続ける。
「伝令官。お前は、『私』の唯一無二の家臣だ。だから、『私』が処す」
正気の尽きた彼に、淡々と宣告する。
処すと宣言すると同時に、宙から現れた縄が伝令官の首にかけられる。徐々に、ゆっくりと少女の意思に合わせて持ち上げられる。
「喜べ。お前のなした功罪は、すべて『私』のものだ。お前は私の臣下ゆえに、お前に下されるのは、『私』からの処罰だけだ」
彼女が皇帝であった限り、その在位に置いてすべての責は彼女が背負う。幼さも、無知も、無力さも、なんの慰めにもならない。
歴史の記録にも、うつつの人の記憶にも残らずとも、うたかたである常世の国だけは彼女の存在を肯定する。たとえ何もない国であっても、絶対的に彼女の存在を肯定し続ける。
彼女は、間違いなく王であった。
「人々を飢えさせたのは『私』の愚かさだ。人々を縊り殺したのは、常に『私』の言葉だった。母の治世に泥を塗りたくったのは、『私』の怠惰だ。現世に満ちた百万の怨嗟は、残らず『私』が引き受ける」
だから目の前の男を殺すのは、少女とその妹、二人の兄だった少年を殺した怨恨だ。
そして彼女の妹は、この国の民ではない。
「……だからこの国でお前を許さないのは、私、一人だ」
これは正当性なんてものはない、一人の少女による私刑でしかなかった。
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