木造建築の火災実験の歴史。試験による実証・実データの取得、現代の耐火・防火基準が作られるまでに、これほどの努力による試験の繰り返しが有ったこと、その内容の興味深さに食い入るように読んでしまった。ドキュメンタリー系がお好きな方は是非。おすすめです。
実大の家を燃やして、火災の時の状況を知る実験。その始まりと現在まで続く実験の有用性についての考察。面白いです。
鉄筋コンクリートは火災に強く、木造は弱い。しかし、どれくらい弱いのか?それを知るには、実際に家屋を燃やすしかない。東京帝大工学部の内田祥三教授ら、不燃都市を目指す建築家たちによる、熱い実験の夏!建築にこんな歴史があったとは。面白かったです。