________遙かな旅路の果て。




「ぐぼぇぁぁぁっっっっっっ!?」



「シキリアァ”ァ”ァ”ァ”ン!」



『ダハハハハハハッ!!!!

ダカラ言ッタデショウ!?アナタ達ハワタシニ勝テナイ!!シキリアン…アナタヲ貰イマス!』


噴き出した血が地面に垂れる。

でも体から出てくるのだけしかもう判らない、匂いが判らない…。


『オ、レ……オマ、えの事が…嫌いだぜ…!』


「よくも…!

よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


体が持たない、

何とか立ち上がったが、

固まりかけた俺の垂らした血が痛い。

シキリアン…お前は……!


「ぐは…、あぁ、い、ぎ。」

『ハハハハハハ!終わりですよアナタは!』


「許さ、ねぇ。お前、…!よぐも、俺の面倒な相棒と……トモダチを…!」


『今更何を言うんですか!お笑いだ!

ワタシはアナタのトモダチじゃないですか?』


「ちがぁ”う!俺の信じたトモダチはァ”!

 Q坊はぁっ!

 お前みたいなヤツじゃねぇ!」


『だから!Q坊はワタシです。

 おっけーですか?』




おっけーな訳…。


「ねぇだろうがこのクソッッタレぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!」



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