三章1話
ラウラ1
ブルックリンに坊ちゃんが刺される。心停止するがナノマシンの起動を確認、復活は10分前後になると推察。服にアルドという名を焼き入れる、離れたときに迷子にならない処置である。
離れるのは数日であろうが坊ちゃんが心配である。また主人の死体を放置するのも不敬にあたると思われた。
宇宙船にやってくるとブルックリンに早速体を求められる。拒否は出来ないがせめてもの抵抗から感覚遮断を行い、命令しか聞かない終始無表情の脱力した木偶人形となる、そんな私を抱いて気持ち良くなるはずもない。
ブルックリンは様々な事をしたが終わるまで何の反応も示さない自分を面白く無いと思ったのか、今後は寝室には来なくて良いといわれた。
ブルックリンは二つの事を守らせた。
一つは待機時は自分の命令があるまで百メートル以内で待機する事。呼べば直ぐ駆けつけること。
もう一つは他の次元での情報収集を活発に行うこと。
ブルックリンの中では坊ちゃんは死んだことをになっているので、私の行動全てが自分の利益となるのを見越した命令であった。
ペイロードを増すという名目で、兵器を船外に持ち出し、保管する。バラバラに保管したのは発見されても被害を最小限に防げるため。それに主人達ではなければ起動は行えない。
残念なのはハンドリンクが手元に無いことでMUZ-2500をすぐさま起動出来なかった事だった。もし起動できたのならブルックリンの息の根をそのまま止める事ができたのに残念である。MUZ-2500は簡易ロックのみにして、誰かが運良く起動させてくれるように待つことになるだろう。
そろそろ日付が変わる、明日に期待しよう。
惑星ガルンセルの中央大陸の中央には巨大な平原と北には山脈が広がっていた。バルバロス王国は中央大陸では最も古い歴史を持つ王国であり、かつて大陸の三分の二を支配したこともある大国である。現在は各地で独立運動が行われ、縮小し国土は大陸で二番目であるが事経済や魔法文化に関しては他の追随を許さない。
主な収入源は肥沃な土地からの農作物と畜産物、山脈から発掘される魔石・宝石である。
そんなバルバロス王国に向かう一台の乗り合い馬車があった。乗り合い馬車は大きな街道には必ず存在し、旅行者や商人達が利用するもので格安が売りであるが最低ランクのモノになると客が揃わないと出発はしないし、徒歩の方が時間が掛からない場合もある。
彼等が乗っているのは中ランクのもので、目的地への金額さえ支払えば目的の街まで直ぐに連れて行くタイプ。勿論客同士が話し合って、分割で金額を支払える事ができた。
馬車には三つのグループがあった。
夫婦と夫婦の息子の家族連れ三名。
魔術師の女性一名。
貧乏そうな冒険者の男と美しい女性の二名。言わずもがなアルド・ガーデンブルグとミューズであった。アルドはミューズにハンドリンクの使用法を聞きながら必死に操作する。
「ーそれでメイン画面に戻ります。右端にあるマップナビのアイコンをタッチして下さい。ウィンドウ?それは空中に投影されているもので、、そうです、そこの四角い絵柄です。よくできました、パチパチ」
アルドが恐る恐る、指でアイコンをタッチすると画面が切り替わり地図のような画面になる。どうやら中央の一番明るい赤が現在地らしい。
「ピンチアウトとピンチインで拡大縮小、フリックで視点を変えてスワイプで画面切り替えになります。メイン画面戻すのには他にもそこのリターンを押しても戻ります。音声入力は特定のーアルド君?」
固まっているアルドはブツブツと呟く。目が泳いでいる。
「ピンチイン・ピンチアウト、、危機?、、いや、フリフリ、フリック、、スワイプ、、スワイスワイ、、」
アルドの頭から煙が出そうになりそうになったので、ミューズはアルドの手を取って動きを教える。場所は狭い馬車の中、しかも隣同士で手などを取り合ったら体が密着するのは必然である。
「コレがフリックで、コレがスワイプです(ニコリ)」
ミューズが動く度にミューズの大きな胸がアルドの肘に当たる、アルドの鼻に良い香りが薫る。上目づかいのミューズがアルドに顔を向けるが、恥ずかしくて顔をまともに見れずにすぐさま明後日の方向を見るアルド。
勿論ミューズはその原因を知っているが気付かない振りを続ける。何故だか無性に主人にくっ付いていたい気分であるらしい。だが自らくっ付く貞操観念の無いアンドロイドだと思われるのを恐れ、気付かないフリをしているのだった。
「この先のバルバロス王国に二つ、アルド君の所有物である、遺物が存在しています。見た限り二つとも同じ場所に在るみたいですね」
ムニムニ、ムニュムニュ、ムニムニ。
少し顔を赤らめて体を密着さ続けるミューズに、アルドは我慢の限界とダン!と立ち上がり、ミューズから距離をとる。
「じ、、実はさ、この地図が示しているところは実家かも知れないんだ。あれから四ヶ月か、、」
天井を見上げ遠い目をしているが、顔は赤い。鋼鉄の意志と生理的な欲求が少ないアルドも男である、これ以上ミューズと密着すれば流石に自分を保つ自信がなかった。
「ガンリュウ様、アルド君のお義父ですね。私少し緊張しています、我々の関係を認めてくれるでしょうか」
二人の会話に乗り合いの夫婦がコソコソ耳打ちをしあう。《ヤッパリ結婚の挨拶じゃないの?》《いやだがなあのベッピン探すとか言っていたぞ、つまり二人は冒険者で財宝をだな》《ボク思うんだけど、あのお姉ちゃん、あのお兄ちゃんの事好きだよ。だからベタベタしてるの》
メチャクチャである。そしてもう1人ー
ブツブツ、ブツブツ。
「悔しくなんかない、私はアリサ・スターライト。魔術学校主席にしてみたらバカップルの行動なんて、羨ましくも何ともないわ。そう逆にバカップルが私を羨ましがるべきであってー」
馬車の中は混沌としていた。
ハンドリンク入手の後もアルドの目的は以前出生の秘密を知る事であり、そのために各地に散らばった遺物を探していた。
遺物探しにおいてハンドリンクは非常に役立つものであった。
ハンドリンクは情報端末型の
ハンドリンクは遺物探しに必要不可欠なもので、コレさえあれば遺物探しはいっそう加速すると思われた。
海賊アジトの人質救出作戦が成功した後、アルド達は報酬として金貨40枚と通行書を発行してもらった。そして直ぐにハンドリンクを使い、東に残された遺物があると分かり現在に至る。
バルバロス王国の二つ前の町でアルドとミューズは乗り合い馬車を降りる。町といっても村の様なもので、周りには活気がなく閑散としていた。
「コレから辛いと思うけど頑張ってね、二人とも」
「好きなら押し倒してでも子供を付くっておきなさい、そのお兄さんは朴念仁ぽいから」
「ドウキンってなに?お兄さん達もドウキンするの??」
別れの言葉に苦笑するアルドと真っ赤になって俯くミューズをそのままに馬車はバルバロス王国へ向かっていった。
アルド達は馬車を見送った後、再度ハンドリンクを起動して、現在の位置から他の遺物の場所を再確認する。
「ヤッパリ実家だな。この道を進んで半日位先にある山の梺なんだ」
「確かに位置的に一致するようですね。話していても真実にはたどり着けませんし、行くしかないですね」
ミューズは食料などの荷物を全て持つと言い張ったが、アルドはそれを拒否して結局二人が半分ずつ持つことになる。荷物はすべて大きめのリュックに入れているため、移動速度は早く夜中には目的地まで付く予定であった。
歩きながらアルドはミューズにハンドリンクの使用法を学んだ、意外と飲み込みは良い方らしく。今では特別な操作以外は普通に使用できるようになっていた。
「コレって何で動いているんだ?魔石か?」
「エネルギー物質のネクタールという名称の液体を金属の容器にーまぁ電池ですね。低出力ながら安定したエネルギーを半永久的に発生させることが出来るものです。他にもレーザーグレイブや私の血液と共に流れているのも似たような液体になります。人体への悪影響はあまりありませんが大量に飲んでしまうと、発汗発熱、嘔吐、腹痛などお酒に似た症状を引き起こすようです。都市伝説かもしれませんが何でも飲めば不老長寿になれると噂があったとか、、」
ミューズは話をしていて途中、失言をしたのか捕捉する。どうやらアルドに勘違いさせたくないらしい。
「捕捉するならばアンドロイドから分泌される体液は基本的に人体には無害ですよ。食事や水などから合成されるもので、アルド君程ではなくとも骨格や皮膚の外部損失はコレによって回復されます。だから、、その、、大丈夫なんです。逆に水よりも栄養価の高く健康に良いと一部の愛好家が、、」
「??、、そうか?」
アルドの素っ気ない返事からミューズは安心し落胆し、そして少し複雑な顔をしてアルドに歩調を合わせる。
日が暮れてきた時、アルドは首を捻る。アルドは遺物の位置を再確認する。
「ヤッパリ、実家から少し離れているな。それに多少移動している。誰かが身に付けているのかも知れない」
「ルートを変えますか?」
「多分道なりだから、そのままで良いさ。結構近いぞ」
アルド達は歩調を早めると目的の場所まで移動した。距離的には対したものではなく、すぐに到着する。
それは村などに存在する小さな広場で、湧き水で喉を潤す事ができ腰掛けがある場所であった。その広場で大きな猪がデーンと横たわっていた。
猪の横で軽いストレッチをする女性を発見するアルド。
女性は165センチほどでセミロングの黒髪を邪魔にならないように後ろで結い上げ、美人というよりは可愛く素朴な感じの女性であった。黒っぽいツナギの様な服には所々泥が付着していて、この猪を彼女が倒したと思われた。
その女性に思わず声を掛けるアルド。
「おっ、ミオリじゃないか?!猪狩りか?」
声を掛けられたミオリと呼ばれた女性は、アルドの声を聞くと振り向き、アルドを確認すると顔を破顔一笑させて、近付き軽い抱擁をする。
「もう帰ってきたの。別に心配していた訳じゃ無かったけどさ、ウチのオヤジは深刻そうな顔をして『もうアイツは帰ってこないかもしれん』とか言うからさ、多少心配はしたんだよね。でも良かった、家に帰るんでしょ、今日は猪鍋だよ。私が料理当番だから多少不安だと思うけど、私料理の腕が上がったと思うんだよね。んっ?」
ミオリと呼ばれた女性は、アルドの隣にいたミューズにようやく気が付く。
「、、だれ?」
少しというか、かなり表情が険しくなったミオリはアルドにトゲトゲしい口調で問い詰める。
「出生の秘密を手伝って貰っているミューズだ。何でもオレの両親に世話をするように頼まれているらしくて、一緒に旅をしているんだ」
「ミューズと申します。よろしくお願いしますミオリさん(ニコリ)」
ミューズの美しさに気圧されるミオリは、力強くミューズの前に手を出して、自己紹介をする。
「み、、ミオリでしゅ!、、ミオリ・ガンリュウです!!!」
それはガンリュウの一人娘のガンリュウ・ミオリであった。
三人はガンリュウの元へ向かうため、三人でトボトボと帰宅する。アルドが持っていたリュックはミオリが持ち、猪はアルドが運んでいる。ミューズは手伝いたいと願い出たが、アルドとミオリに説得されてしぶしぶと従った。
「ガンリュウさんには娘さんがいたのですか。驚きました」
「母親の方は病気でね。でも驚いたのはこっちだよ、何せこんなにー」
美人だと言いかけて、ミオリは改めて自分の格好を客観的に見てみる。ツナギの様な服、あちこち泥だらけで、体も今日は洗っていない。対してミューズは綺麗な銀髪に質素だがオシャレなドレス、冒険をしていても身だしなみはかなり整っているし、何より綺麗だった。
「あっ、家に忘れ物があった!ちょっと先に帰るね。道分かるでしょ?じゃあね!」
スタタタタ。
「おーい!何を、、行っちまった。何なんだ」
「乙女心は複雑ですね、アルド君」
「?」
夜になり、ようやくガンリュウ邸に到着したアルド達は家の前に仁王立ちをしている、2メートルはあろうかという筋肉隆々の大男に近付いた。
いわずもがなアルドの義父、ムソウ・ガンリュウであった。
「ただいま、っても一時的だけど帰ってきた。駄目だったか?」
「いや、まぁなんだ待っていたぞ。色々な意味でな」
「ミューズと申します。宜しくお願い致します、お義父様」
「応、なる程別嬪だな。ムソウ・ガンリュウという。宜しく頼むぞ」
「、、、」
「、、、」
家の前から退かないガンリュウ。かなり邪魔で中に入れない。アルドは苛立つ。
「邪魔だぞ」
「分かっている。だがミオリがお前達には先ず、風呂に入るように奨めろと言われてな、、いや強制的だったか?時間を稼げとも言われている」
「、、何故?」
「娘の気持ちを汲んでやれ。腕によりを掛けた料理でポイントアップ、逆転してやるっ!!何て、言葉がうっすらと聞こえたことは、アルドにだけは言えんな」
「色々ダダ漏れだぞ、だからミオリに嫌われるんだ」
仁王立ちしたまま、少し涙目のガンリュウは星空を見渡す。
「『お父さんと一緒に洗濯物洗わないで!』とか『ちょっとお父さん掃除の邪魔だから外に出てって!』とか『私に筋肉が付きやすいのはお父さんの責任!』とか『何でアルドの旅を許可したの!お父さんなんて大嫌い!!もう一生口利かないんだから!!!』とか、、今思うとグサグサくるな、、うっうっ、、ワシ泣かない、、」
軽いジャブのつもりが心の傷を抉ってしまったらしく、少し可哀想なガンリュウを放置して、猪と荷物を置いて別の場所にある風呂に向かう二人。
風呂は当然別々になっていて、独特の岩を使った浴槽に源泉から直接温水が流れてくる仕様。熱い場合は水を入れて温度を下げる事ができた。
アルドは体を丁寧に洗うと湯船に移る。シャワーばかりで久々に浸かるタイプの風呂で心地よかった。
ズズンと目の前に巨大な山が現れる、ガンリュウである。先程とは違い真面目に話しかけてくる。
「まだ続けるのか?」
「多分な。だが色々夢を見るんだ。内容は思い出せない、、だけど、、それが終わるまでは、、」
「分かっている。お前の両親らしき人物は死んでいた。今生きてはいないだろう、、多分お前の両親は殺されたのだ。私はある可能性が頭に引っかかっていた」
アルドは眉を上げて興味を見せる。
「あの時私は冒険者ギルドから依頼を受けた。凶悪犯ガバレボの発見討伐の依頼だ。ガバレボらしき人物はガーデンブルクという名の村では有名だった。人当たりがよく善良。ある夫婦と仲がいいと、、私と探している奴の性格とはかけ離れていたんだが、だからこそ奴かも知れない」
「お前に話さなかったのはこれが憶測だからだ、本人を直接見てはいないし、遭遇できなかったのが悔やまれるがお前が、、いや止めておこう、独り言だ」
ガンリュウはアルドと共に湯船に浸かる。頭に二人ともタオルを乗せて、それは血が繋がっていなくとも親子のようだった。
「最近、孫の顔が見たくてな。ミオリに縁談を薦めようと思っている。アイツは拒否するだろうがな」
「何かあったのか?」
「ワシも後の事を考えるような年になったという事だ。お前達が心配でな。出来れば《二人一緒》が望ましかったのだが、、ゴホゴホ、、先が長くない老人の戯言だ」
わざとらしく咽せるガンリュウ。
「殺したって死なない奴が良く言うぜ。俺のしぶとさはオヤジ譲りだと思っているんだがな」
「ガッハッハ!腕が取れても再生する奴にしぶといと言われれば折り紙付きかな。コリャ100まで生きて、孫を抱ける日が来るかもしれんな」
「ミオリに煙たがれるだろうな」
「、、お前旅に出て、性格悪くなってないか?」
暫く二人で馴れ合い、背を流しながら時が過ぎるのを待つ。そして脱衣所の奥からミオリの声がする。
「アルド、父さん料理出来たがら、食堂に来て良いよ。アルドが来ると分かっていたなら、もっと凄い料理作ったんだけど今日は《簡単な》料理しか出来なくてゴメンね☆」
「、、オッオウ!」
ミオリの裏を見たようで恐縮するアルド。ガンリュウと頷き合い、食事をする準備を整える。
ガンリュウには門下生が多少いる。稲の収穫日を過ぎると10人ほどがガンリュウ邸に集まるのだが、現在は誰もいない為、食堂はかなり広かった。
アルドは先に来ていた風呂上がりのミューズに椅子を引かれそこに座る。すぐさまミューズはアルドの隣に座ると空きがガンリュウの隣しか開いていないことに気が付くミオリ。
ミオリも椅子を引っ張ってきてアルドの隣に座ろうかと躊躇した後、あまりにも露骨だなとガンリュウの隣に座る。
「アルドが無事に帰ってきたことと、良き出会いに乾杯」
「「頂きます」」
ガンリュウが音頭をとり、食事が始まる。並ぶ料理は中々に豪勢だった。
「美味いぞ、久しぶりにミオリの料理が美味い。こりゃあ明日雪かもな、、ムシャムシャ」
「どう?」
ミオリが訝しげにアルドに訪ねる。アルドは基本的にはお世辞は言わないのを知っていても聞きたかった。アルドは猪の鍋を口一杯に頬張ると評価を下す。
「随分腕上げたじゃないか、旅に出る前は出汁も取らなかったし、焦げだらけだったのに切り口も良いし、素直に旨いと認めるよ」
「やったー☆」
アルドに誉められたことが余程嬉しかったのか、猪鍋をドカ食いするミオリ。肥りやすい訳ではないが筋肉が付きやすい体質らしく、腕はムキムキでそこら辺の男性の遥かに筋肉質であった。
「あんまり食べるとムキムキになるぞ」
「良いもん、アルドが戻ってきたし。旅は終わりなんでしょだったらー」
その言葉に顔を伏せる三人。再度旅に出ることはミオリには言っていなかった。三人の表情から結論を導き出す。
「何それ。騙してたの?」
「いやこの場所に出生に関係するモノがー」
「バカー!!!もう知らないんだから!!」
バキ!!
「??」
何故か殴られたガンリュウを無視し、アルドとミューズはミオリの後を追う。
「アルド君、ここは私に任せてもらえますか?女同士本音が合いあえると思いますので、、後、彼女が持っている遺物が分かりました。【コピーズリング】てすね」
それだけ言うと、凄い早さのミューズがミオリに追いついたところであった。
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