第1-2話 TKB

巷では色んなデジタルアクティブスポーツが盛んになってきている。


というのも次世代の空間技術が確立されたとかで物を浮かしたり大気中の電子やら粒子を何やらを上手い具合に物質化できるようになったとか何とかで。


なんかそれってヤバい技術なのでは?と反対団体活動がかなり行われたみたいだったけど、ストリート志向のスタートアップ企業がボットゴーレムという対戦型を発表して老若男女問わずミニチュアサイズのロボットを闘わせるカルチャーがかなり流行りだしたきっかけで物凄い加速度で一気に世間に浸透し出した。


それをキッカケに様々な派生したホビースポーツが次々と産まれ出した。


さて要するにそのホビースポーツにTKBを使ったバトル鍵盤道というものがあるって事。


世間的にも日常使用されるキーボードをベースに作られたTKBは割と老若男女問わず認知し、受け入れられた。政府もTKBの一部機能を盛り込んだキーボードを独自採用して、遊びではない実用的なTKBを正式に採用し始めてるという噂だ。


ただTKBは高い。高いぞ!!


最低ラインの構造で組んでもらって、財布がすっからかんだ。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る