寄り道をしすぎました。スイマセン
俺は、言われた道を進んでいった。
その途中、服屋があったので服を買っていくことにした。
中に入ると、服がたくさんあった。
それは、服屋だからな!
そう俺は一人で漫才していたら、店員が話しかけてきた。
「いらっしゃいませー。どんな服をお求めでしょうか?」
「自分じゃ選びきれないので、適当な服を何着か選んでくれませんか?」
「かしこまりました」
そういって、店員はどこかに行ってしまった。
それから、十分ほどたった。
店員が真っ黒な服を何着か持ってきた。
そして、俺をレジ?と思わしき場所に呼んだ。
「お客様。こちらでよろしいでしょうか?」
すべて黒いとは、どういうセンスなんだろう?
と、思っているが実際俺もセンスが無いのでこれにすることにした。
「はい、それで大丈夫です。値段はいくらですか?」
「合計で銀貨57枚です」
「分かりました」
そういって、俺は金貨一枚渡した。
「はい。これがおつりです。あと、このまま着ていかれるのでしたら、そこの中で着替えて行ってください」
そういい、人一人入れそうなカーテンのついた物を指差しながら、おつりを渡してきた。
「はい。分かりました」
俺は、黒い服に着替え店を出て行った。
改めて自分の格好を見てみると全身真っ黒だった。
まあいいか、と思いギルドを目指して歩いていった。
が、途中おもしろそうな店があったので寄り道していくことにした。
中に入るとそこには仮面がいっぱいあった。
へえー。ここは、仮面屋だったのか。
何かの縁だし一つ買っていくか。
店内をぐるっと見渡したとき、一つに仮面にひきつけられた。
その仮面は、左右非対称の左半分が白色、右半分が黒というものだった。
この仮面を被ると何か効果があるのかな、と思っていたら黒いプレートが仮面から出てきた。
それを見ると、そこにはこの仮面の詳細が記されてあった。
―――――――――――――――
???な仮面 神話級
備考
この仮面はとある神が創った物。
その能力は、この仮面を被ると全
ステータス超UP
この仮面は人を選ぶ
―――――――――――――――
えええええ!超すげーじゃんこの仮面!これを買おう!そして俺選ばれたんだって!すごいね俺!俺イケメン!天才!これ絶対鑑定だろ!無意識のうちに使える俺ってば神!
というより、神話級って何なんだろう?
ちょっと聞いてみるか。
「すいません。この仮面を買いたいんですけど、値段はどのくらいですか?あと物の価値を教えていただけませんか?」
「その仮面は銀貨53枚だ。そして物の価値は、
一般級ふつう
希少級レア
特質級ユニーク
古代級アーティファクト
伝説級レジェンダリ
神話級ゴッズ
に分けられる。神話級に近ずけば近ずくほどいいとされている」
「分かりました。ありがとうございます」
そういって俺はさっきの服のおつりの銀貨53枚を渡し、仮面をもらって店を出た。
仮面は戦うときだけつけよう。じゃないと、怪しい人に見えるからな。
腰にでもくくりつけておこう。
さあ!もう寄り道はしないぞ!と心に決めてギルドに向かった。
俺は召還されたなかで一番強く弱かった とも @tomodragon
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