ツバメと空巣
かずのここ ののの
ツバメの旅立ち
仕事が終わってから私は大急ぎで帰り支度を始めた。書類がぐちゃぐちゃになるのも構わず全部鞄に突っ込んでから忘れ物がないか確認してから、次に世話しなく着替えを始める。これが一番時間がかかってしまう。ノロノロと不器用でおほつかない自分の手を呪ったが焦燥感に駆られていた私はもう面倒になったので、黒の翼のジャケットを上から羽織っただけのそのままの格好で大慌てで廊下に出た。
廊下にはもうすでに彼女が立っていた。 彼女は白のシャツの上から綺麗に整えた藍黒色の翼のカーディガンを優雅に着こなし、ボトムは黒のフレアスカートと赤のワンポイントのアクセサリーを身につけスラッと立つ姿は楚楚とした
ツバメと空巣 かずのここ ののの @45639
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ツバメと空巣の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます