第47話 シンラ王国消滅

 シンラ王国、王都攻撃は母さんを先頭、戦闘メイド隊が行いました。

 迫撃砲、含み弾が炸裂!!シンラ王国だった物が住民と供に消えて行きます。


 同時進行、ハーピー隊が南側1の砦、エルフ隊が2の砦、ハイパー隊が3の砦を爆撃、守備軍を全滅させました。

 砦はいずれも防御壁が無事ならば、内部、軍設備は焼き付くした方が、住み良い町に開発し易く成ります。


 30分後、粉々に吹き飛んだ、広大な畑と3方に有る、無人の町予定地が残るだけでした。


 わしは母さんを背負い、サイレイ航空隊と戦闘メイド隊が、飛行、前線基地に帰還しました。


 クルベが、ダルフ村に集合した、ダルフとハーピー達を引き連れて来て居ました。

 ダルフは殺戮と奴隷狩りを免れた、総勢1500人を越える人数が、前線基地に溢れて居ました。

 其に引き換え、ハーピー達は徹底的に狩られたのでしょう、解放奴隷150人を含めても、400人足らずしか、生存して居ませんでした。

 しかし、ハイパー隊員150名増加、ハーピー250名増加は、凄い戦力アップです。


 工兵隊に、含み弾と投てき弾、増産を指示しないと。




 早速、ダルフ達による、樹海寄の東砦跡の、町造りが始まりました。

 町造りに欠かせない、木材は樹海から、ヒミコとわしが転移して運びました。

 ドワーフ工兵隊100名を迎えに行き、もめないよう、わしが指命し、大喜びの隊員を転移で連れて来ました。

 生え抜きの工兵隊です、あっと言う間に家が建ち、町並みが出来上がって行きます。


 樹木伐採のついでに、ゴブリン(勝手に命名)討伐もやってます。

 航空隊も訓練がてら、ゴブリン集落の撲滅を実行して居ます。

 近い内に、危険な樹海から、恵みの樹海に代わる事でしょう。


 ザッツ大陸の此方側、シンラ王国を征服したとは言え、殆ど手付かず状態です。


 航空隊を駆使、手分けして探索、次の王国を探します。

 探索は東西と南に向かいました。


 探索の結果、東に徒歩で凡そ3日の所に国が見付かりました。

 西には徒歩5日程離れて、小さな国が有りました。

 南には徒歩2日程の所から、砂漠が広がりかなり先まで行ったが、砂漠が続いて居ました。


 一番近い東の国と接触を試みます。


 徒歩3日でも、飛んで行くと1時間程で着きます。

 何度かヒミコと行く内に、会話の出来る知人も出来ました。

 相手からすると、幼い兄妹の旅人、放って置けないって気持ちなんでしょう。


 聞いた所、この国はトウキョウ国と言うそう、一瞬東京?って思いましたが、東オーキョウ神国、略してトウキョウ国だそうです。


 トウキョウ国はシンラ王国とかなり前から、敵対していて、シンラ王国と敵対している理由が分かる、雑多な人種の国でした。

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