第45話 シンラ王国を攻める
「急な事だが、戦闘メイド隊全員に来て貰いたい」
「行くのは、氷ノ山連峰の向こう側ですか?」
「向こうには、面倒そうな小国が多く、皆に助けて貰おうと思う」
「「「やたぁ!!!ライ様のお呼びを待ってました!!!」」」
「そう言って貰えると助かる!!」
「ライ様の不在中、入隊希望者が押し寄せて来まして、断る理由として入隊審査を行いました。それで·····物凄い優秀な者11名勿体無いので借り入隊させて居ます」
「人数多いと思った!今の集合隊列を見た感じ統制が取れて居て、借り隊員も、充分やって行けると思いました。メイ中隊長を司令官に任命、リン、ミン両小隊長を副司令官に任命、レイ、セツは中隊長に昇進、リエ上級騎士を初級指揮官に昇進させ小隊長を命ずる!!
借り入隊11名は、正式入隊を許可する。後はメイ司令官と相談し4名の小隊長を任命する!!!」
メイと話し合った結果、新入隊員の小隊長リエの他は、メイ達に現状の小隊を指揮させる方が、混乱なく無難に作戦実行出来るとの結論に成りました。
隊の編成は今回の召集後にするそうです。
56人一度の転移は少しキツかったが、前線基地に戦闘メイド隊を送る事が出来ました。
サイレイ航空隊はまだ到着していません。
基地では、セイラさんとフィンが解放奴隷と呼び掛けに応じて、やって来たハーピー50人程の訓練を行って居ました。
遠巻きに400人程のダルフ達がセイラさんを見つめて居ます。
「そうか、彼らにとっては、伝説の女神様だもんね」
メイには、簡単に今までの事を話して居ます。
「エルフ航空隊55人が飛んで来たら、ダルフ達どんな反応するだろう」
「女神様の団体だ!!なんてね」
サイレイ航空隊が、飛来しました。
全隊員、セイラ司令官の前に整列して居ます。
「ど、どう言う事だ?女神様の団体だ!!!」
「あははっ、思った通りの反応ね!!」
メイと二人、笑ってしまいました。
「メイ!戦闘メイド隊を航空隊の隣に整列!!」
「はい!ライ様!!」
施設の案内をしていた母さんとヒミコ達が、メイド隊と一緒に帰って来ました。
サイレイ航空隊と戦闘メイド隊が整列して居ます。
「戦闘メイド隊新隊員は、航空隊との合同爆撃の経験が無い!!」
「短い時間であるが、これから訓練を行う!!」
不採用が勿体無いと、メイが言ったように、新隊員達は優秀でした。
エルフ隊に背負われて、高空から地上の的に必中の攻撃でした。
「これ程出来れば、実戦に充分役立つ!!」
「1時間後に、シンラ王国に進軍する!!」
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