サンドスター火山へ 3
空っぽとなった 火山のサンドスター。
もうどこにも、あの輝きはない。
そうだ。全てはこれが原因なんだ。
...サンドスターは、どうすれば
作れるのかな。
作り直せるのかな...
「あれはヒトではあらぬか?」
「そうじゃのう...ヒトに似ているのじゃ...」
「な!ヒトなのか!?ヒトか...
久々に会うのう♪」
「ち、ちょっと、もう少し静かにしなさいよ、ばれちゃうわ...」
...!
後ろを振り返ると、
そこには4人の「フレンズ」
が立っていた。
「ほら見なさい、バレちゃったじゃない...」
「別に大丈夫じゃろ、それぐらい」
「うむ、どうせバレるものだったしの...」
「さて、バレてしまっては仕方ないが、我から名を名乗ろうかの?」
「我は、もとのジャパリパーク、南方を守護する者、四神獣スザク じゃ。
見てわかる通り、我は火を扱うものじゃ。
なに、そんな怯えるでない。我達は何もせぬぞ。」
「あんたが驚かしてるだけでしょう...
改めて、私はジャパリパークの東方を守護する、四神獣セイリュウよ。
見てわかる通り、私は水を扱うわ。」
「私はジャパリパークの西方を守護する者、四神獣ビャッコだ。
疾風の恩恵で手助けをする者ぞ。
よろしく頼むぞ♪」
「わしはジャパリパークの北方を守護する者、四神獣ゲンブなり。
わしは土を操るぞ。この出会いに、有限の時間を過ごそうではないか。」
...四神、どこかで聞いたことがあるような。
もしかして、あの...?
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