博士と助手

「...博士、今回は何か収穫がありましたか?」


「...助手。





これはとんでもない発見なのです!!!」



ま、またまた、博士がとんでもない発見をしてきたようなのです。


今度はなんなのでしょうか、楽しみです。じゅる... おっと、失礼したのです。

...じゅるり。


「助手、これを見るのです!」

「なんですか、これは。」




「これは...」

「これは...?」



しばらく博士が黙っていると...




「うみゃー!」

ずどーん と言う音と共に現れたのはサーバル。

どうやら、天井から落ちてきたようだ。



「ササ、サーバル...!

い、一体何の用件なのですか!

後、入る時はそこのドアから入ってください!

掃除が大変なのですよ!」


「全く、サーバルと来たら最近いつも天井から来るのです...

もうやめて欲しいのですよ...」


「う、うみゃ... ごめんね、博士、助手。

あ、えっとね、かばんちゃんの事なんだけど...」


「!?」 「!!」


我々は「かばん」と聞いて瞬時に反応してしまいました.... が、長くかばんと隣に居たサーバルの口から かばん

と出ると、何やら起きたのでしょうか...?



「か、かばんちゃんが...

また戻ってくるらしいんだ!!」


「! そ、それは本当なのですか!?」


「サーバル、詳しく聞かせるですよ!」


あ、あの... 旅立ったかばんが、またこのジャパリパークに戻ってくるというのですか...!?


これは期待できるのです...


「う、うみゃ...

あ、あのね、マイルカちゃんから聞いたんだけど...」



その後、かばんがジャパリパークに戻ってくるという証言がいくつか出たのですが、本当...に近いかもしれないのです。


それも、海に住んでいるフレンズが「船」と言うのを見たそうで...



「...? は、博士、何を...?」



























「じ、助手....

我々...いえ、私は....

もう、ダメなのです...」






博士!!!

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