1話 始まり

鬼歴3598年7月1日   彼が生まれた…

その瞬間、世界は救世主saverが誕生したことを知った。

とある一軒家の中で黒い光が舞う。そして、天地が震える程の咆哮をあげて

彼…黒宮 深が、誕生した。

それから、7年がたち…

「待ってよー…クロー」

と、明るい声が響きわたる。

よくみれば角がある白い肌をした子供が、見えたかもしれない。

その声が届いた方向を見てみると、黒い肌をしたやはり角がある子供を見つけることができるだろう。

その少年こそ、黒宮 深…本編の主人公である。

また、白い肌の子供は、白木 咲久…本編のヒロインである。

「サク…クロって呼ぶなっていっただろ」

咲久が、負けじと言い返す。

「じゃあ、何て呼べばいいのよ!」

「む…なら、シンって呼べよ。」

「もーシンはしかたないなぁ」

突然、二人の間に特鬼 ザクが現れる。

「「うわぁ!?」」

ザクが[念話]を使い、話しかける。

“全く…帰る時間になってるよ。”

「少しぐらいいいじゃないか。」

“ダメだよ[悪鬼]に襲われる可能性があるからね”

ちなみに悪鬼とは、追放となったが自力で逃げきって鬼界にひっそりと住んでいる

罪鬼の中の危険鬼をさす。

「悪鬼なんか倒してやるんだ!」

“君には無理だよ、鬼力の数値がどれくらいか言って見てよ”

「前回測ったときは100だったけど頑張ったから沢山あがったはずだよ」

「私もあがったと思うよ!」

“じゃあ帰って確かめるよ”

「「わかった!!」」

それから、はしゃぎながら帰っていく

そして、家に入って…

「母さーん[鑑定(鬼)]を使ってみてー」

「はいはーい使いますよ、鑑定(鬼)!」

深の前に緑色の板のようなものが出現する。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

name:黒宮 深

level:3/???

鬼力:374

job:

skill:鑑定(物)class:普通級

牙拳class:下級

  黒鬼法class:下級

skill[job]:


skill[ユニーク]:王族直系ノ威圧class:特級

       王鬼眼class:特級

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

深がそれを見て喜ぶ

「わぁ!3倍くらいになってるよ!」

咲久が、自分も!と言って

お願いする

ザクが

“それは明日にしてもう寝るよ”というので

4鬼は寝床に入って眠りについた。




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