chapter5-21-1:“らしくない”葛藤
力を隠して潜入し、入れ替えトリックを駆使してまでして襲撃した大企業、ゴルドカンパニー。
その社長にしてヒーローである「青葉キョウヤ」に、
その衝撃的な事実は、鳴瀬 ユウを戦慄させるには十分に足るものだった。
奴と対峙し、拳を交えたとき。
これまで出会ってきたヒーローにはなかった「風格」のようなものを俺は感じた。
英雄達の最高幹部「
それらが奴の、青葉キョウヤの面差しには宿っていたのだ。
「……面倒なことになった」
そう呟きながら、俺はひとり自室で唇を噛む。
任務を終えてから数日、俺とリナは一度自分らの拠点である廃ホテルに帰ってきていた。
件の一件でゴルド・カンパニーから奪取した決戦兵器「双融機」は、一旦怪人たちの集落に収めてある。
なんでもそのままでは使用に大きなリスクがあるだとかで、ギンジが手ずから調整するとのこと。
それ故に俺は、今に至るまで一度もそれを手にすることはなかった。
……双融機のことを思うと、脳裏に響いていた醜悪な声が今にもリフレインする。
――あれを使えば、あの耳障りな他人の声はたち消える。
それは俺の望むところで、それが叶うのであれば奴の口車に乗るのさえ、必要行動とも思えた。
だが……最近、奴が口出しをしてくることはなかった。
小規模な戦闘でも、日常生活においても、だ。
実はもう消え去っててしまってるのではないか、そう思ってしまうほどに音沙汰がなく、不気味な静寂だけが残されている。
――本来なら安堵すべきそれは、かえって俺の不安を駆り立てていた。
いつかまた、なにかの拍子にあの声がまた聞こえるかもしれない。
そして、そんな見えない脅威に気を張っているそのとき。
俺が挙動不審になっていることに、気付いた者がいたのだった。
「……せんせい?」
「っ、あぁ、何だ?」
考え込んでいるときに急にかけられた声、それへの受け答えはワンテンポ遅れた。
いつもならリナの接近に気付かないことなどありえないのに。
リナは敏い子だ。
俺の態度が変わっていることにすぐ気付いたのだろう、心配そうにこちらを気遣うような表情を浮かべる。
彼女は俺なんかよりもよっぽど気が回り、それ故に何かを心配したり、我慢したりすることを強いられてきた子供だ。
……そんなリナをこれ以上、些事で煩わせるのも酷だろく。
「悩み、ある?わたしでよかったら、相談に」
「いや、大丈夫だ。……ありがとうな、本当に」
だから、俺は特に相談することをしなかった。
この問題は、誰に頼ることもなく自分自身で解決をしなければ。
そもそも頭に響く声に参っている、などと相談されたところでただただ困惑されるだけなのだろう。
俺は俺自身の手で、頭の声とも、英雄達とも、レイカとも決着をつけなければならないのだ。
そう誓い、俺は上着を羽織って廃ホテルの部屋を出る。
気晴らしがてらに、リナに土産のひとつでも買って帰ろう。
そんな俺の背を見送るリナの表情は見えなかったが……しかし、ふと。
驚いた彼女の声が、背後からぼそりと聞こえたのだった。
「せんせいが、お礼……!?」
「そこかよ」
◇
大変失礼な態度のリナを残し、廃ホテルをでた俺は目的地を定め、地下空洞への道へと潜った。
目指すはもちろん、怪人達の拠点だ。
……双融機を今すぐ使うため、などではない。
ただ、気になった。
誰がアレを使うのか。俺は一度でも、使わせてもらえるのか。
濃い因子の霧を抜け、廃道を進みいくつか曲がる。
それを何度も繰り返すうちに、やがて俺は一気に開けた空間へと飛び出た。
俗に言う、旧市街。
拡張に拡張を重ねるうち、何層下にも追いやられて忘れ去られた「仙台市」の残骸だ。
その中心地、積み上げた瓦礫でできたバリケードのなか。見張りの怪人を一瞥し、正面から俺は怪人たちの拠点へと入場する。
いつも通り、ここは怪人たちの明るい声で騒がしい。
あいもかわらず彼らが賑やかな日常生活を送る地下の商店街を、俺は歩く。
だがそのとき、そんな俺を呼び止める声がした。
「お、そこの黒い人!もしよかったら食ってきな!」
「いや、俺は……」
黒い人とは。
確かに俺は黒い服を好むし、髪も染めていないからそうではあるのだが。
しかしそう形容されるのは……どうも抵抗があった。
「いいから食いな、あんたギンジさんの仲間だろ?」
「……まぁ」
否定も肯定もできず、曖昧な返事を返す。
しかし店主はそれを気にしない様子で、食い気味に手に持った商品を突きつけてきた。
「なら今回だけタダ!ほら!」
炭火のいい香りが、鼻孔をくすぐる。
周囲の目もあることで、変に断っては悪目立ちをしてしまいそうだ。
そんなこんなで押し切られて、俺は露天で売られていた串焼きに手を伸ばした。
どうも、地上で仕入れた肉を焼いたものらしい。
見たことのないスパイスの香りもきいたそれを、口にすると。
「……旨い」
思わず、素直な感想が漏れる。
「だろぉ!?これはウチのいちオシ品で、地上の飯屋にだって引けを取らないと思ってるんだ!いつか――」
俺の感想に、嬉しそうに怪人の店員は語った。
「いつか大手を振って歩けるようになったら、地上の人らにも食ってもらうのが夢でなぁ」
夢。
地上で、憚ることなく怪人が歩けるような世界。
それはギンジと彼らの共通の夢で、最終目的なのだろう。
……だが、果たしてそんなものが実現すると、本気で信じているのか。
俺は思わず、それを疑ってしまう。
だって、地上の人々は怪人を社会悪としか捉えていない。
それぞれがどのような事情で怪人になったか、そんなことには目を向けることもなく。
俺だってそうだった。「ヒーロー」という更に強大な敵が目前にあって、怪人というものへの忌避感が相対的に薄れていただけ。
もしも、今のように復讐者に成り果てていなければ。
俺は間違いなく……彼らを迫害する側に立っていたに違いないのだ。
そのようなことを思いながら、露店に背を向け再び目的地に向かう俺。
その背に向けてかけられた声は、またしても楽天的なものばかりだった。
――それからしばらく歩き。
俺はギンジの拠点の前に到着する。
入り口に陣取る怪人たちに目を向けると、彼らは露骨に警戒するような態度を取りながらも道を開ける。
そのまま歩いて会議室まで向かうと……そこには。
「……」
目を閉じて、なにかを考え込んでいるような様子のギンジがいた。
「奪い取った
双融機。
それはゴルドカンパニーから俺たちが盗み出した、ヒーローへ新たな力を付与する機器だ。
変身機の後部パーツ……「スキルスロット」を取り外し、その位置に挿入する新たなユニット。
それだけで変身機は、2つの記憶触媒から同時に力を引き出すことのできる、決戦兵器と化すという。
だがそのぶん、負荷や怪人化のリスクも倍以上になる。
どころか、怪人や年長の能力者がそんなものを使用してはどうなるかわかったものではない。
そんなものを、ギンジが部下に使わせるはずはなく、となれば使用者は消去法で。
「あァ……そうだな」
「もし、使う者がいないのなら俺に――」
「いや」
そう、思っていたのだが。
気が逸る俺に対し、しかしギンジは冷静に告げた。
「……オレが使う」
◇◇◇
「どれだけ副作用があるかはわからねェが、因子量がもっとも多いヤツが使うのがベターって奴だろ?」
不敵にわらうギンジ。
しかし、俺はそれを聞いて怪訝な顔を浮かべる。
なにせ、俺が考える中でもっともそれを使うべきでないと考えたのが、ギンジだからだ。
「だが、お前は」
「分かってる」
そのことを、理由と共に指摘しようとするが……ギンジはそれを制す。
皆まで言うな、とばかりに語りだすギンジを、俺は静かに見守った。
「長い間、因子を使ってきてわかったことがある。この力は……命を削る、大なり小なり確実にな」
「怪人になりゃ、そういう煩わしさからも解放されンだろうが……生憎、俺にはその才能はねェらしい」
「怪人になる、才能?」
ギンジの言葉に、俺はまたも怪訝に思った。
才能、とはどういうことか。
怪人化は暴走した能力者の成れの果てで、誰もに平等に起こる現象だと思っていた。
「この村にいる奴らは、何も全員が力の暴走で怪人になったわけじゃねェ」
「つまり……最初はお前以外にも人間がいたってことか?」
俺がそう問うとギンジは目を閉じて語る。
「あァ、そうだ。ヒーローに家を壊されて、住む場所を失って地下に潜った奴らもいたンだよ。だが……そいつらも、気付けば姿形が変わって、怪人になッてた」
その瞼の裏に映るのは、在りし日のこの集落の姿だろう。
能力者と怪人が手を取り合い暮す集合体。だが日に日に、そのうちに怪人が増え始め……ついには人間の姿でいるのは、ギンジだけ。
「要は高濃度の因子が漂うこの地下に、長くいるだけでも怪人化は進むンだ。だが……オレは十何年居ても、その兆しすらねェ」
ギンジはその銀髪をかきあげると、俺に向けて不敵な笑みを浮かべる。
「レイカの言うとこの「真人類」だったか?どうも俺にゃその資格はねェらしい。だから命だけは削れて、人間のまま他の奴等より早死する」
だがその笑みは……どこか空元気で、ぎこちないもののように思えた。
「……老い先短ェ奴が進んで身体張ンのは、筋だ。少なくとも俺は、オレ自身の命を仲間の為に使うことに躊躇いはねェのさ」
「……たかだか25歳で、何言ってんだ」
俺は思わず、突っ込みを入れる。
ギンジの態度は間違いなく虚勢、意地だ。
だがそれも、覚悟と共にあるものであれば他者が立ち入れるものではない。
きっとこいつは、俺たちが来るよりずっと前から自身の死に対して思い悩み、命を使い潰す覚悟をしている。
だからこそ。
それを止めようとすることは、かえって彼にとって侮辱に当たる気がした。
「へ、違いねェ! ま、タダで死ぬ気はねェし、そもそも死んでたまるかってンだ」
ギンジは不敵に笑い、手元で記憶触媒を転がす。
「だがもしもンときの為に、後釜は考えてある。はじめのうちは……危なっかしいだろうが、な」
そう告げるギンジはどこか寂しげで。
だが――どこか、期待をこめた瞳をしていた。
「……話はわかった、双融機を一旦お前が使うことには依存ない」
「まず、俺で試すだけだ。ンで安全性が確保できたら、お前にも使わせてやるよ」
「どうもお前はあれをどうしても使いてェみたいだしな」
「あぁ……」
俺の本心は、当然に見透かされているようだった。
ギンジの覚悟を垣間見て、それを使うことを了承したものの、心のどこかで俺はまだ求めている。
それを見透かしてかはわからないが。
ギンジは俺をまっすぐ見据え、布告する。
「火蓋を落とすのは来週の火曜、それまでに準備しかとけ。その日にまず反英雄組織の拠点とレイカを潰す。そのすぐあとは……英雄達と変身機の生産プラントだ」
……来週の火曜?
今は金曜日。俺はその急なスケジュールに対し、流石に動揺してしまう。
「矢継ぎ早にか?いくらなんでも、性急すぎじゃ」
「言ったろ?こっちも時間がないンでな。まぁ双融機の性能次第じゃ、英雄達は後回しになるだろうが」
時間がないのは、わかる。
だが、決行の期日までにもう数日もない。
準備を……いや、準備らしい準備というものは俺とリナにはないか。
変身機と身一つでやってきたのだ、強いて言うならアンチククリの整備くらいか。
「こっちとしちゃレイカも英雄達も、両方目の上のたんこぶだ。後顧の憂いを断つなら早ければ早いほどいい、違うか?」
改めて振り返ると、作戦への参加自体はすぐにできることに気づく。
そうわかってしまえば、断る理由もなくなってしまい。
「……わかった、準備をしておく」
俺は心の奥にしこりを残しながらも、その計画への参加を承諾してしまったのだった。
◇
「本当に、急だ」
そう、つぶやく。
勿論、ゆくゆくは俺も同じ行動をとるつもりだった。
英雄達も反英雄組織も、結局は同じ穴の狢で、俺にとって「気に入らない」連中だったからだ。
だから、叩き潰す。
単純にして明快な話だ。
今ギンジのやろうとしていることは、俺が漠然と考えていた問題の解決法、そのひとつに違いない。
反英雄組織を潰し、英雄達も潰す。
街、人を己の欲で害する連中を叩き潰すのなら、早いほうがいいのは当然のことだ。
だが、今の状況で他人の口からそれを聞くと、どうも荒唐無稽な見立てにしか思えなかった。
戦力はまだ整いきっておらず、切り札はまだ調整中。
この状況で特攻をかけたところで、身内にいくら死者がでるか分かったものじゃない。
……だが。
そんなことを、果たして昔の俺は気にしていただろうか?
「どうしちまったんだ、俺は」
たとえ自分一人でも、気に入らないものは全てこの手で叩き潰す。
それが復讐者だったはずだ。
誰を倒そうと、誰が死のうと……その果てに自分が命を落とそうとも。
家族の、隣人の、皆の為に復讐を遂げ、病床に伏せる
それこそが俺の本懐で、唯一の生きる意味だったはず。
なのに……今の俺はそのあとに残る平和を、そこに起きた問題の解決法にばかり頭がいって、何もなし得なくなろうとしている。
仲間に死者がでることを嫌悪し、捨て身の作戦に対し及び腰になっているのか。
これじゃあ、まるで。
「正義の味方、みたいだ」
ヒーロー。
昔なにより憧れていて、今ではなにより憎む存在。
創作物のなかの英雄である彼らが、劇中で至るであろう甘っちょろい葛藤。
その中にいま、感情を殺して冷酷な復讐者であろうとしたはずの自分がいる。
そのことに、激しい自己嫌悪を覚えて、俺は路地裏でビルの壁によりかかる。
(正義の味方みたい、だァ?自分勝手に他人を殴って、蹴り飛ばしてきたお前が?)
――あぁ。
今日もまた、不愉快な虫の羽音が脳に響く。
(羽音とはご挨拶だな?オレは、自分に甘々なお前自身の代わりに、糾弾してやってるのに)
誰が頼んだんだ、そんなことを。
俺は思わず声に出して叫びそうになったが、すんでの所で取りやめる。
路地裏とはいえ、外の大通りには人も多い。
それにどうも、こいつには声に出さずとも考えが伝わるようだったからだ。
(頼む、頼まないじゃないのさ。そういう存在として規定された以上、オレは役割に準ずるだけ)
意味のわからないことを言うものだ、と俺は疑問をもつ。
存在の規定、役割。
人を馬鹿にして、煽るような態度ばかりを取るような奴の言葉選びとしては、些かシステマチックすぎると思った。
それに、なにより。
俺は、脳裏の声への一番の違和感へと気付いた。
「お前の一人称、「オレ」だったか?」
そう、最初にその声を聞いてから、俺が抱いていた漠然とした違和感。
盗賊の因子の持ち主……「ヴァイオレット・シーフ」は、確か自分のことを「俺」と呼んでいた。
だが、この因子……盗賊が身体を掌握し、怪人と成った瞬間には。
『―――やった、ボクはついに、新人類に』
ボク、だったはずなのだ。
勿論それがどう違ったところで、何になるということもない。
だが……しかし。
喉奥に刺さった小骨のように、どうしても気にせずにはいられない違和感なのは、間違いがなかった。
その疑問が見過ごせず、ふと俺が呟いた瞬間。
「……おい?」
――盗賊の声は、一切途切れた。
◇
脳裏に響く声、それへの違和感が俺の中で積み上がる。
あの声が聞こえたとき、俺はてっきりギンジに双融機をせがんだことを糾弾されるのかと思っていた。
あれは今考えるとあまりに急で、不審がられるような迂闊な行動だった。
そんな俺のミスを、
そもそも、双融機を使えば奴は消える。
なら、自分自身を消すような兵器を使用することを、止めようとしてくるのが自然じゃないのか。
だというのに奴は、止めるどころか俺を煽り、双融機を求めるように働きかけてきているような気がする。
ただただ、違和感があった。
だがしかし、今は。
そのことにかかずらっている場合でなく、目前の面倒事に向き合わなければいけない。
そう思い直して、しかと目を見開く
煩わしい声から解き放たれた俺が向かっていたのは、あのビルだ。
ゴルドカンパニーの本社ビルにして、つい先日に俺が玄関ホールで破壊の限りを尽くした場所。
社屋内の復旧作業がおわり、インターンシップも無事に再開できる運びになったと連絡を受けた俺は、バカ正直に真正面からそこにやってきていた。
……変身機は、持ってきていない。
だがいざとなれば、屋外で待機しているリナが助けに入ってくれる手筈にはなっていた。
なんせ正体がバレているのだ。持ち物検査などされて、変身機や記憶触媒を没収されてはたまったものではない。
ロッカーだって、不在の間にマスターキーで開けられてしまえば荒らし放題。
それを警戒していたからこそ、ほぼ手ぶらの状態でやってきていたのだ。
俺が本社の裏口に回り込み、入場ゲートの端末にカードキーを通す。
すると……警備員の男性二人が声をかけてきた。
「よおユウくん!無事で良かった、怪我はなかったかい?」
「いや災難だったね、まさかインターン中にあんな……」
いつもの調子で、こちらを心配してくる。
その声色、表情、発汗は、間違いなく本心からの対応に思える。
どうやら青葉 キョウヤは、リヴェンジャーの正体を一切周りに対し明かしていないらしい。
それがどういう意図によるものか。
そのことは……今の俺には、推理しても無駄なことだった。
「はい」
俺は挨拶もそこそこに、本社の中に立ち入って従業員用エレベータへ向かう。
だが、そのとき。
「――ユウくん!」
「ッ」
あの、圧をもった強者の声が木霊する。
その声に振り向くと。
「やぁ、ようやくインターンシップも再開だというのに今日が最終日とは……本当に、申し訳なかったね」
「いえ」
青葉、キョウヤ。
俺をヒーローとして圧倒し、その正体まで看破した男が、そこにいたのだった。
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