戦録:008【フェイス・ソード】


【No.007】

人物名:「明通イクト/フェイス・ソード」

性別:男

年齢:15歳

所属:『英雄達ブレイバーズ


・変身後スペック

身長:193.3㎝

体重:131.1kg

パンチ力:17.1t

キック力:18.5t

ジャンプ力:ひと跳び39.2m

走力:100mを3.6秒


・必殺技:「斬擊術・先割アスワカチ

相手が移動する地点を予見し、そこに設置するように斬擊を放つ未来予測の一太刀。

能力によってもたらされた情報を直感で理解して脊髄反射的に放たれる技の為、相手からすれば予備動作もなしに突発的に攻撃を行ったように見える。

これを初見で回避するのは至難の技であり、同レベルの直感か未来予測が出来なければ致命傷となるのは必至である。


なおフェイス・ソードはこれを無意識のうちに行っている為、意識的に戦術に応用し始めればその技は更に増え、強力になると思われる。


概要:

能力をもつ子供達による自治組織『英雄達ブレイバーズ』に所属するヒーローとなった、正義感の強い少年。

尊敬する人物は鳴瀬ユウで、忌むべき宿敵はリヴェンジャー。

幼少期よりその能力、「直感」によって半径3km内で起きた暴力事件等のビジョンを脳裏で再生させられ続けていたが、非力な当時の彼ではそれを助けることはできず、無力感に苦悩しながら日々を送っていた。


そんな折、珍しく近場で事件が起きていることを察知した彼は誘拐事件の現場へと参戦、なんとかそれを阻止しようと不良に戦いを挑む。

しかし「直感」を意識的に使用することはできず、無能力者とほぼ変わらない状態で向かっていった彼は惨敗。

しかし、突如現れた鳴瀬ユウの活躍によって誘拐事件の被害者共々救出され、彼に憧れを抱くこととなった。


その後事情聴取のため連れられた「英雄達」の支部にて勧誘を受け、火力ビルで行われた入団試験に参加。

そこで戦闘に巻き込まれた彼は、適合因子を接種せずに強引に変身を敢行、ヒーロー「フェイス・ソード」へと生まれ変わった。


戦闘後は正式に「英雄達」に参加し、怪人退治や地域との交流会などに積極的に参加し、着実にその名を上げている。家族にはヒーローであることは内緒のため、学生生活とヒーロー生活の両立に苦心することもしばしば。




変身後の姿は『鋼剣ソード』の触媒カタリストで変身する「フェイス・ソード」。

鋭角でヒロイックなデザイン、そして若干の和風な意匠が特徴的な戦闘衣であり、彼曰く「好きな特撮作品のヒーローに似たデザイン」。

スーツ各部には翼状に展開するフィンが設置されており、ここからエネルギーを排出することにより簡易的な飛行と空中戦を行うことができる。

腰には鞘と剣が携えられており、戦闘時にはこの長剣「白日ノ下ハクジツノモト」にて近接戦闘を行う。刀身には本体のフィン部と同じエネルギー噴出機構があるため、緊急時にはこの剣の推力を利用して予測不可能な斬擊を繰り出すことも可能である。

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