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2018年8月8日 01:33 編集済
遅ればせながら読ませてもらいました。歯に衣着せぬ、言いっ放しの感想ですが、個人の趣味も多分に入っているし、作者の意図を汲み取っていないところもありそうなのであまり気にしないでください。①ストーリーの流れ(起承転結)は、わかりやすくていいと思います。特に、最後の落ちの部分を「ある時代(昭和)が終わること」の寂しさではなく「新たな時代の到来」に希望を持たせたもので締めるのはgoodだと思います。ただ、夫婦の子供だからと言って「即ファン」というのは、どこか唐突な気がしました。両親の店を継ぐのではなく毛色の違うイタリアンの店を開業したことも、読み手として100%感情移入できない部分でもあります。その経緯を正当化する、親子のエピソードなんかあるといいかもね。もう少し言えば、主人公が昭和食堂のファンになったのは、夫婦の人柄+αの部分があるからだと思うのですが、その子供と主人公とを結びつける絆のようなものがあると物語に深みが出る気がします。例えば、昭和食堂でバイトしていたときの子供とのエピソードを入れたり、以前夫婦が「うちの子供はねぇ……」といった愚痴を聞いていた話を入れたり。そうじゃないと、縁もゆかりもない店――主人公がほれ込んだ人柄&味が担保されない店を受け入れる気にならないのではと思いました。②( )を心の声に使うのはOKですが、作中の「私は壁に並ぶメニューを見ながら、(メニューは頭に入っていたが)少し考えて注文した。」という補足説明は違和感があります。ラノベでは普通に使っているみたいですけど、あれは常識が通用しない世界なので(おいおい)例えば、「私は壁に並ぶメニューを見ながら少し考えて注文した。もちろんメニューは頭に入っていたが、それぞれのイメージを脳内に思い浮かべることでノスタルジーに浸っていた。出てきた涎をゴクリと飲み込んだのは内緒だ」などと後で補足をする方が自然ではないでしょうか?③料理が来るのを待っているとき、スマホをいじるのではなく、店の中を見回したり、大将や女将さんの動きを目で追ったり、当時待っているときに行った習慣的な行為を再現したりするのがいいのでは? 久しぶりに訪れたワクワク感が感じられないので。④舞台は中華街(南京町)でしょうか? もしこの地域を再現しているのであれば、関西の人はわかると思うのですが、ボクたちはイマイチ見えないのでもう少し説明が欲しいです。具体的には「なぜ中華街で定食屋?」と思ってしまいます。架空の町であったとしたらなおさらですね。中華のお店にするのがベストだけどそうもいかないよね(笑)⑤プリンのサービスは「人情派のお店」を表すうえで良い演出だと思います。ここも、プリンと彼のつながり――エピソードなんかあると、物語に深みが出るし、そこから物語を発展させられるんじゃないかな。⑥最後に、これはテクニックの話ですが、web小説には暗黙の了承(マナーのようなもの)があります。ボクもカクヨムに来て指摘されました。当初は「そんなのボクの勝手じゃん」などと反発していたのですが、「確かに読みやすいかも」と思いました。何が言いたいかと言うと、tabizoさんの作品に興味を持った人が作品を読み始めたとき、その部分がお座なりになっていると読むのを止めてしまう恐れがあります。ということで、気が付いた部分の指摘をさせてもらいます。ただ、間違いではないので強制ではありません。どうするかはtabizoさんが決めてください。・会話文「 」の中の最後の句読点は要らない。・「?」とか「!」の後は1マス空ける。・改行した最初は1マス空ける。ただし「 」の前は空けない。・「・・・」は「……」が基本。「-」も「――」が基本。・読みやすさを考えれば、行間はまめに空けた方がいい。上から目線に思えたらごめんなさい。決してそのような気持ちはありません。これからも「楽しく切磋琢磨」でいこうね。
作者からの返信
こんばんは。新しい環境でいろいろ忙しいと思われるのに読んで評価、コメントまで頂き、感謝感謝です。上から目線だなんて思ったことないです、有難いコメントです。私は単純な人間なので、とても良かったよ、と褒められれば、励みになり次回作へのモチベーションにも繋がります。ただもうひとつ、作品をただ貶したり、意図を汲みとって貰えず誤解されて見当違いな指摘を受けるのではなく、こういう感想やアドバイスは何よりも助かります。正直、これだけちゃんと作品を読んでくれて作者のやりたいことも理解してくれた上での、更に良くするためのアドバイス、涙が出そうなぐらい嬉しいです。流石に詰めが甘くなった部分を見事に指摘されました。失投を逃さずホームランにしてくれる相手がいてこそ、更に練習して磨きをかけようと思うものです。流石だなと思うことばかりで、全て納得出来ました。まぁ、私はあまり素直ではないので、自分を理解してくれてない人の話は聞こうとしないところがあるのですが、RAYさんの言葉は心に響きます。ご指摘頂いた場所はもう一度手を入れたいと思います。あとマナーの件、これも助かります。以前このような指摘をして下さった方がいて、三点リーダーも知らずに書いていた私でしたが、恥を忍んで教えを乞い、改行や。のこと等教えて頂いたのに、基礎がなってないのでまた同じ過ちをおかしていました。このような基礎もちゃんとしていない人間がこういうところ(カクヨム)に載せるなんざ100年早いわと思われるかも知れませんが、勇気を出して載せたことで、このように温かいアドバイスをもらえるので、誰にも見せず書きためるだけでなくここに知り合えて良かったと思っています。なんにせよ、このようにあれやこれや思っていることを話し合いながら切磋琢磨できることは大変有難いと思っています。RAYさんのような才能ある仲間に支えられてめっちゃ幸せです、そんな環境で私の好きな小説が成長していければと思います。嬉しかったです。
編集済
遅ればせながら読ませてもらいました。
歯に衣着せぬ、言いっ放しの感想ですが、個人の趣味も多分に入っているし、作者の意図を汲み取っていないところもありそうなのであまり気にしないでください。
①ストーリーの流れ(起承転結)は、わかりやすくていいと思います。特に、最後の落ちの部分を「ある時代(昭和)が終わること」の寂しさではなく「新たな時代の到来」に希望を持たせたもので締めるのはgoodだと思います。
ただ、夫婦の子供だからと言って「即ファン」というのは、どこか唐突な気がしました。両親の店を継ぐのではなく毛色の違うイタリアンの店を開業したことも、読み手として100%感情移入できない部分でもあります。その経緯を正当化する、親子のエピソードなんかあるといいかもね。
もう少し言えば、主人公が昭和食堂のファンになったのは、夫婦の人柄+αの部分があるからだと思うのですが、その子供と主人公とを結びつける絆のようなものがあると物語に深みが出る気がします。例えば、昭和食堂でバイトしていたときの子供とのエピソードを入れたり、以前夫婦が「うちの子供はねぇ……」といった愚痴を聞いていた話を入れたり。
そうじゃないと、縁もゆかりもない店――主人公がほれ込んだ人柄&味が担保されない店を受け入れる気にならないのではと思いました。
②( )を心の声に使うのはOKですが、作中の「私は壁に並ぶメニューを見ながら、(メニューは頭に入っていたが)少し考えて注文した。」という補足説明は違和感があります。ラノベでは普通に使っているみたいですけど、あれは常識が通用しない世界なので(おいおい)例えば、「私は壁に並ぶメニューを見ながら少し考えて注文した。もちろんメニューは頭に入っていたが、それぞれのイメージを脳内に思い浮かべることでノスタルジーに浸っていた。出てきた涎をゴクリと飲み込んだのは内緒だ」などと後で補足をする方が自然ではないでしょうか?
③料理が来るのを待っているとき、スマホをいじるのではなく、店の中を見回したり、大将や女将さんの動きを目で追ったり、当時待っているときに行った習慣的な行為を再現したりするのがいいのでは? 久しぶりに訪れたワクワク感が感じられないので。
④舞台は中華街(南京町)でしょうか? もしこの地域を再現しているのであれば、関西の人はわかると思うのですが、ボクたちはイマイチ見えないのでもう少し説明が欲しいです。具体的には「なぜ中華街で定食屋?」と思ってしまいます。架空の町であったとしたらなおさらですね。中華のお店にするのがベストだけどそうもいかないよね(笑)
⑤プリンのサービスは「人情派のお店」を表すうえで良い演出だと思います。ここも、プリンと彼のつながり――エピソードなんかあると、物語に深みが出るし、そこから物語を発展させられるんじゃないかな。
⑥最後に、これはテクニックの話ですが、web小説には暗黙の了承(マナーのようなもの)があります。ボクもカクヨムに来て指摘されました。当初は「そんなのボクの勝手じゃん」などと反発していたのですが、「確かに読みやすいかも」と思いました。何が言いたいかと言うと、tabizoさんの作品に興味を持った人が作品を読み始めたとき、その部分がお座なりになっていると読むのを止めてしまう恐れがあります。ということで、気が付いた部分の指摘をさせてもらいます。ただ、間違いではないので強制ではありません。どうするかはtabizoさんが決めてください。
・会話文「 」の中の最後の句読点は要らない。
・「?」とか「!」の後は1マス空ける。
・改行した最初は1マス空ける。ただし「 」の前は空けない。
・「・・・」は「……」が基本。「-」も「――」が基本。
・読みやすさを考えれば、行間はまめに空けた方がいい。
上から目線に思えたらごめんなさい。決してそのような気持ちはありません。これからも「楽しく切磋琢磨」でいこうね。
作者からの返信
こんばんは。新しい環境でいろいろ忙しいと思われるのに読んで評価、コメントまで頂き、感謝感謝です。上から目線だなんて思ったことないです、有難いコメントです。私は単純な人間なので、とても良かったよ、と褒められれば、励みになり次回作へのモチベーションにも繋がります。ただもうひとつ、作品をただ貶したり、意図を汲みとって貰えず誤解されて見当違いな指摘を受けるのではなく、こういう感想やアドバイスは何よりも助かります。正直、これだけちゃんと作品を読んでくれて作者のやりたいことも理解してくれた上での、更に良くするためのアドバイス、涙が出そうなぐらい嬉しいです。
流石に詰めが甘くなった部分を見事に指摘されました。失投を逃さずホームランにしてくれる相手がいてこそ、更に練習して磨きをかけようと思うものです。流石だなと思うことばかりで、全て納得出来ました。まぁ、私はあまり素直ではないので、自分を理解してくれてない人の話は聞こうとしないところがあるのですが、RAYさんの言葉は心に響きます。ご指摘頂いた場所はもう一度手を入れたいと思います。
あとマナーの件、これも助かります。以前このような指摘をして下さった方がいて、三点リーダーも知らずに書いていた私でしたが、恥を忍んで教えを乞い、改行や。のこと等教えて頂いたのに、基礎がなってないのでまた同じ過ちをおかしていました。このような基礎もちゃんとしていない人間がこういうところ(カクヨム)に載せるなんざ100年早いわと思われるかも知れませんが、勇気を出して載せたことで、このように温かいアドバイスをもらえるので、誰にも見せず書きためるだけでなくここに知り合えて良かったと思っています。なんにせよ、このようにあれやこれや思っていることを話し合いながら切磋琢磨できることは大変有難いと思っています。RAYさんのような才能ある仲間に支えられてめっちゃ幸せです、そんな環境で私の好きな小説が成長していければと思います。嬉しかったです。