第23話 妹登場



「ちょっと待った! パート2!」



 そう言ってハイテンションでやってきたのは中ふ頭のポラメニアンではない。



「誰だ。お前――まさか!」



 その後、数分の時が流れた。



「ねえ、誰だか分からないの?兄者」



「俺のことを兄者と呼ぶのなら、お前は弟だな」



「こんな可愛い妹を弟呼ばわりするなんて、なんて兄者なの?」



「こんなに可愛い子は女の子なはずがない、ってな」



 俺にとってはそこにおっぱいさえあれば、男だろうが女だろうがどうでもいい。


 でも、俺の妹がこんなにおっぱいのないはずがない!


 こんなに貧乳なはずがない!



「ということで、トーナメントを始めるぞ」



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