第21話 きみが なくまで なぐるのを やめない



「いやあさ、作者が困るごとに魔法で殺すのはいいとして」


「いや、どこがいいんだ? 一度死ね」


「どうして苺のおっぱいは無なんだ!」


「ふん。おっぱいばかり見るとは、まだまだだな。即死太郎」


「なんだと? 今度こそは胸を張って言えるぞ。それはお前が間違っている!」


「なん……だと?」


「何故なら――思わず女性と話すときって、胸を見ちまうだろうが!」


「はっ!!」


「おっぱいが大きかろうが、小さかろうが、俺たちはおっぱいを見ちまう運命にあるんだ!そして、不可抗力で見ちまうおっぱいでより大きなものの方がインパクトがあるだろ?」


「くっ。ぼくが間違っていた!」


 俺とガルマは熱い抱擁を交わす。


 そのまま宙へと浮いていき、地面へと落ちる間、俺たちは永遠のミルキーウェイとなった。




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