第20話 またもライバル登場



「なあ、世の中かなしぃなぁ。なにが嬉しくて毎回ガルマの顔を見なくちゃいけねえのか」


「ぼくの名前は礼備貞十介れびてとのすけ


「いやあ、作者が行間を空け過ぎて、もうわワードのページ数がやばいことになってるんだよね。やっぱりメモ帳に変更するべきか――」


「作者の話なんて、誰も知りたくはないだろ! それより、安易にぼくを無視してもいいのかな?」


「どうせレビテト使いだろ?浮遊魔法なんだろ?」


「どうしてそれを……」


「毎度のパターンだからな。そして、幼なじみを攫いつつも理由もなく仲間になるんだな」


「ぼくは……運命に逆らい続けるぞ……」


「で、あの、捕まってるわたしは一体?」


「二体」


「三体」


「ニンニンコミック。一度死ね」



 俺たちの体は宙に舞った。


 ものの見事に浮遊した俺たちは、次の瞬間地面に叩きつけられ、伝説となった。

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