第13話 ま かせて と ないと ないと



「僕たちメテオ一族はメテオを使って地球にいんせきを落とし、世界を滅亡させようとしている」


「それがどうした?」


「お前の血は何色だ!」


「紫だけど?」


「ナメック星人か」



 俺は鼻をほじる。


 出てきた特大の直径20センチをガルマに食わせる。



「ほーれ、ほれほれ。おいしーかー?」



 その差、びょうそくにせんちめーとる。



「なあ、真面目にやろうぜ。読者も離れていくだろ」



 だから、そんなの、この世にいないんだってば。



「いんせきが落ちてくるだ? 笑わせるんじゃねえ」


「信じてねえのか?」


「いいや」



 むしろ、信じるに値する情報だ。




「そんなネタ、にちあさで15年も前にやってるんだよ」





 てん の みち を い き すべて を つかさ どる お と こ 





「俺の名前を言ってみろぉ!」


「それがやりたかっただけかよ」


「ほら、朝に一発出さねえとすっきりしねえだろ? それと一緒さ!」



 どれも等しくミッションさ!



「奈々未はメテオ発動の道具となっている」


「せいどれい?」


「ちげーよ」



 そうか。


 なら、助けに行く気を無くした。



「このままだと世界は滅亡する」


 だが、そこで疑問が残る。


「お前の血は何色だぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ!」


「僕は、そう。エージェントさ! ( -`д-´)キリッ 」



 コイツ、エージェントの意味を分かってねえ。



「済まねえな。俺はコンビニに用事があるんだ」


「逃げるのか?」



 俺は哀れな目をガルマに向ける。






「コンドームを買いに行くんだよ。




 ヒロインを助けた後に一発ヤラセテくれるのが常識だろ?」





 ( -`д-´)キリッ

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