初めまして、キロールと申します。大臣様の企画より参りました。
カルト的な思考を迷いなく実践する主人公の狂気と相対してしまった人達の思いなどを描こうとした意欲作であると感じました。
内容的には好悪がはっきり別れる物ですが、そこについては触れません。幾つか現実的でも無いかと思いましたが、現実世界の話でもないのでそれも置いておきましょう。
幾分読み難い所がありましたので、そこを指摘させて頂きます。
4話及び6話の視点の移動が唐突であり、違和感を覚えました。視点の移動は読者にストレスを与えますから、敬遠されているのはご存知かと思います。
ラノベ的な物であれば、考える要素も少なく視点移動もさほど苦でもない、と言う方も居ますが、今作は狂的とは言え思想的な話でもありますから、主人公の一人称で通すべきだったかもしれませんね。
命に関するやり取りが、主人公の信仰を揺るがす事は無くとも、その胸中にささやかな漣を生み出したのであれば、その中途半端な人間性で、一層主人公のグロテスクな思想が浮き彫りになりますから。何も感じていないのであれば、面白いとも感じなかったでしょうから、そう言った内面を掘り下げてみると、一層恐ろしい物語となったように思います。
色々と書いてしまいましたが、所詮は一読者の意見でしかありませんので、お気になさらずに。
次回作で何らかの糧に成ったら幸いです。
編集済
優しい一人称視点の文章なのに、その主人公が狂気的な思想を持っているからそれがより一層引き立てられる。それを補うかのように入るグロい描写。
いや、ボクからは何も言うことなどありません
なかなかに凄いものを見たような気がしました!
レビューが書けないので残念ではありますが、その代わりに星を送らせてもらいます!
(良ければボクの作品の感想も頂けると、幸いです!)
これは凄いのをみた気がします。ですが途中の視点切り替えがやはり唐突な気がしました。そこをうまくやればさらにいい作になるかもしれません。
それでは、失礼します