風の中で

@kabotya3

日影

桜の木の下で


鮮緑の瞬きに目を瞑る


流れ逝く音に


喘ぐ 


はらはらと


さくら色の光が戻る頃


この想いも舞い戻る


その時まで


物言わぬ骸となろうとも


この証を忘れはしない


あぁ


どうか


また出逢えるならば





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

風の中で @kabotya3

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る