2018/07/23『百回目の物語』-B
これがなんといいますか、変なものです。えぇ、変な病です。物心ついたときから
青い、そう青いです。
色という概念を知ってから
あぁそれで、それで最近ふと思い出したのですが、そう、最近よく思い出すのです。
夢の中で
はい、そうです、夢はそれで終わりませんでした、夢の中で
そのとき夢の中の
その方は
右肩、そう右肩ですね、私が握られていたのは右肩だけでした。つまり私の目の前に向き合っていた方の右手は空いていたわけです、そしてその右手も夢の中の
その右手は正確に、ぴったりと、鮮やかに、夢の中の
えぇ、夢の中の
最後、夢の中の
まぁ、まぁ不思議な、奇妙な夢の話ということで、これにておしまいとさせていただきます。
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