第23話 ブラジャー
ある日、洗濯物が溜まっているのに気がついた。早く洗濯機回さなきゃ。そう思っていた時、嫁がこう言いながら二階から降りてきた。
「私のブラジャーがない……」
私は、洗濯物が溜まったせいで嫁がつける今日のブラジャーがないのかと思い、ちょっと慌てた。が、次の瞬間、嫁が一言。
「あーそういえばさっきつけたわ」
ブラジャーをつけたまま、ブラジャーを探していたらしい。
『ほっ。もう少し下着のストックを買っておいてもらいたい』
何故か、ぎりぎりの枚数の下着で毎日を過ごすことに、スリルを感じている嫁である。一人で、下着ギリギリゲームにはまっているのである。
買う事を勧めても、嫁は買わない。
流石にこれは理解出来ないが、これが我が嫁である。
「……」
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