第44話 『あめちゃん』


 小学1年生の時代。


 先生曰く『喉が痛くなったとき、みなさんは、どうしましたか?』


 ま、先生としては、『うがい、です!』という回答を期待していたはずです。


 しかし、そこは、やましん。


 『はい!』


 『はい、やましんさん!』


 『あめちゃんなめたら、直りました。』


 ムッとした先生、曰く。


 『みなさんも、もう、赤ちゃんじゃないので、あめにちゃん付けたりは、やめましょう。』


 え、? それで、おしまい?


 こらこら、先生、本質からずれてるぞ!


 のど痛の対策としての、あめちゃんの効用に関する考察が行われてなく、やましんいじめで終結させてよいのか?


 なんて言ったら大変だ。


 あえて、全員の好奇の視線の中、恥をさらしたままだけど、追及はやめました。(出来なかった。)


 じゃあ、最初から言うな!


 いやいや、やましんは、いまだに、『あめちゃん』、なのである。


 似たおなまえのドラマが流行ってからは、言いやすくなりました。


 ね! どこが悪いの?


 いやあ、年取ると、意外にも、おおめに見てもらえるようになったみたい。


 年取ると、良いこともあるみたい!


 ものを大切に、生き物を大切に、と、教えたのは、だれかなあ〰️〰️?


 あ、関係ないか。


 おとなって、自分勝手ですね。


 それも、関係ないだろ。



  ……………🍬   🍭…………


       くたばれ、やましん!


 


 


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