第11話 『危機!』

 これは、笑い話しにならなくなる寸前で回避した例。


 どちらかというと、『教訓』とすべき例です。


 おそらく、1990年ころの事。


 フルートの練習に車でお出かけし、普段は通らないコースを、《カーステ》を聴きながら、るんるんで走っていたとき。


 道路が珍しく空いていたので、ちょっと一時的にスピードがでていました。


 気が付いたら、急に前に自動車が迫っている!


 「おわー。やったあ。これでお終い。」


 と、観念したその瞬間、左側に小さな空き地があることに気が付いて、ぶつかる寸前に回避。


 「なんだ?」


 と、思っている前の車の助手席の方に、手でお詫びしながら、その場でしばらく呆然。


 皆さま、気を付けましょう。


 ほんの少しの油断が、取り返しのつかない事態を招きます。



 一方、やましんのすぐそばで、逆に危ない行為に及んだ方もあります。


 ある日、これより、前だったか後だったかは、はっきりしませんが・・・市街地ですが、左側に狭い歩道があって、さらに低くて狭い、畑かなにかになってる道を走行中。


 後ろから猛スピードで突っ込んできた軽トラックさまが、同じように止まれなかったのか、左側の歩道に突入。


 此の歩道、途中までは広いのですが、やましんが信号待ちしていたところから急に狭くなります。つまり、その先、車は通れない。


「おわー! 危ない~!」


 と思う間もなく、その自動車は歩道から下に逆さまになって、転落。


「大丈夫かなあ? かなりまずそう。。。」


 でも、間もなく、逆さまの車の中から、おじさまが現れたので。


「大丈夫ですかあ?」


 と申しますと、手を振って大丈夫という合図。


 この同じ交差点は、実は事故の巣で、そのちょっと前には、やましんの目の前で、大型トラックが軽自動車に《軽く》追突。


 それでも、大型トラックの力というものは、すさまじいもので、軽自動車はあっという間に吹っ飛びます。


 こちらも幸い、偶然だったのかどうか、ファストフードのお店の駐車場に突っ込んで停止したので、大事故は免れたようですが、けしからないのは、その大型トラック、そのまま行きすぎようとするそぶりを見せたこと。


 当たった認識が、なかったのかもしれないです。


 まあ、思いとどまったようでしたが。


 やはり自動車は、当然ながら、まず物理的に危険。


 肝に銘じて、安全運転しましょう!


 やましん、最近はあまり頻繁には、自動車は使いません。


 しかし、こう暑いと、こんどは歩いているのも危険。


 駅まで行く間にも、干上がって遭難しそう。


 しかも、電車は人が乗っているので苦手。(当たり前ですけど。)


 やはり、もう、あまり、お外には出ないのが、世のためではないのかなと、毎日思うこの頃であります。


 さらに、次の冬は、恐ろしい寒波が来るのではないか、と、早々と勝手ですが、悩んでおります。

 はい。



          《 くたばれ、やましん!! 》







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