04.私を捕まえてごらんなさい



 玉子焼き、真っ赤なタコさんウインナー、から揚げ、魚肉ソーセージとキュウリのつまようじ刺し、茹でたブロッコリー(マヨネーズ付き)。

 母さん、今日の弁当のおかずは比較的食べ易いものばかりですね。おかげで片手で摘みながら食べられます。

 でも贅沢を言えば、デキれば今日のご飯はおにぎりが良かったですね。だっておにぎりだったら、逃げながら食べられます。いえ、今日の白飯(ふりかけ付き)に文句を言っているワケじゃありません。


 ただ……おにぎりの方が色々と俺の為だったんじゃないかと思うんです。だって逃げながら、白飯の上にふりかけは降り掛けられませんし、走りながら箸を使うのは至難のワザです。


 心の中で母さんに語りかけてみる。母さんだったらたぶん、「走りながら食べるなんて行儀が悪い!」とか言ってくるんだろうなぁ。

 けどさ、仕方が無いじゃん。今のこの現状。


「待てや田山圭太ー!」

「ッ、しつけー!」


 廊下を全速力で走っていた俺は、から揚げを口に入れながら後ろを振り返る。

 真っ赤な髪をした不良さまが俺の後を追い駆けて来ている。しかも全速力で。運動能力が悪いわけではないけれど、でも飛び抜けて良いわけでもないから困った。廊下で話している生徒、擦れ違う生徒の視線を感じながら、俺は階段を駆け下りる。


 どうにかこの不良さまを撒かなければ。


 俺は階段を下りながら、何処か逃げられる場所を考える。

 図書室、保健室、職員室に体育館。体育館裏。人気の多いところが、俺的に有利だよな。不良さまが問題行動を起こせば諸々厄介なことになるわけで(例えば教師に見つかって職員室行きとか)、それはつまり俺的には有利で好都合で。


 だけどこの場合、逃げながら弁当を食っている俺にも厄介事諸々が降りかかってくるわけで。


 ……ダメだ!


 これ以上厄介事には巻き込まれたくないっつーの! どうすりゃいいんだ。

 取り敢えず、全速力で逃げるしか手は無い。どうにか後ろから追っ駆けてくる不良さまを撒くことに決めた俺は、混乱させるように他の教室に入って生徒に紛れる。生徒達に「何だこいつ?」とか、痛々しい視線を向けられても俺はめげない! 今日は注目しっ放しなんだ! こんなの屁でもない筈。

 教室に入っては出て行き、教室に入っては出て行き、入ると見せかけて入らなかったり。階段を下りると見せかけては駆け上がって、逆に上がると見せかけて駆け下りて。器用に弁当を食いながら俺は逃げまくった。暫く、そうやって逃げていると不良さまの気配がプツリと消えたような気がした。

 それでも俺は振り返らず、体育館裏付近まで逃げた。まだ逃げた方が良いだろうけど、そろそろ地味凡人の体力は限界に達していた。


「ハァハッ、もう無理……限界ッ」


 その場にしゃがんで、俺は息を整える。

 今日は朝から厄日だ。ヨウとふけたり、ワタルさんと知り合ったり、挙句の果てには赤髪の不良さまに狙われたり。これはやっぱり、ヨウが俺を舎弟とやらにしたせいではないだろうか。


 いや、大元の原因を辿れば俺が赤髪の不良さまをチャリでひいたせいなんだろうけど(ひいてはないんだけどさ)。


 よく考えてみれば、ヨウが俺に礼を言うとか何とか言って、体育館裏に呼び出したのが俺の不幸の始まりだよな。ヨウと一緒に帰ることになったせいで、赤髪の不良さまに再びお会いしたわけで。やっぱり、元凶はヨウじゃん。


 俺は弁当に目を落とした。

 おかず、大半は食べたけど食べた感じしない。味わってないせいだよな。味わう暇がなかったんだけど、やっぱ弁当ぐらいゆっくり味わって食いたいって。大きく溜息をついて弁当に付いているふりかけを白飯にかける。白飯だけでも味わおう。

 ふりかけをかけ終わったと同時に背中に大きな衝撃がきた。

 おかげで俺は前に大きく倒れてコケた。どうにか器用に弁当は死守する。


「イッテー! 誰だよッ、後ろから蹴ったヤツ!」


「やっと、見つけたぜ。田山圭太」


 ゲッ、その声は。恐る恐る後ろを振り返れば、あらまぁ素敵な形相をしておられる赤髪の不良さまが立っておられるじゃアーリマセンか。俺は愛想の良い顔を作った(つもり)。

 青筋がいくつも立っている赤髪の不良さまは、俺の愛想の良い顔が相当気に喰わなかったらしい。ズッコけて地面に倒れている俺の胸倉を掴んで立たせてきた。


「ギャァアアア! ストップ! 喧嘩は良くないっ、暴力は何の解決にもならないって!」


「ウルセェ! このッ、俺に喧嘩を吹っ掛けてきたのはそっちだゴラアア!」


「いやぁ、俺はそんなつもり全く無かったんだって」


「あ˝あ˝?」


 こやつも母音に濁点を付ける輩か。

 おかげで俺、足が竦み上がっているんだけど! どうして不良さまは一々母音に濁点を付けるんだろうなぁ。俺には分からん。


「テメェのせいでな。俺は荒川庸一に二度も負けたんだぜ⁈ 一度目はテメェがチャリで俺をひこうと……いやひいたせいで。二度目はテメェが荒川庸一と一緒にチャリで逃亡したせいで」


「あ、逃げたことは負けにならないんじゃ。ホラ、ロープレでも戦闘から逃げ出したらノーカンだろ?」


「ロープレだぁ?」


 いや、だってロープレとか戦闘場面で逃げ出したらノーカンされるじゃん。最近のゲームは逃げ出した場面もカウントして記録に載ったりするけどさ。

 俺の発言に赤髪の不良さまは、口元を痙攣させていた。うん、もしかして怒りを煽った? 煽ったんだろうなぁ……俺のおばか! 怒らせてどうするんだよ!


「テメェ、俺はゲームなんざしねぇんだ! 知るか!」


「へ? あ、そうなんですか。あははは、こりゃまた失礼。けど、逃げることと負けは」


「逃げる際、俺の顔面に鞄ぶつけてきやがった野郎は何処のどいつだ!」


 鞄……俺ですね、投げましたね、スミマセン!

 でもあれは、自己防衛が働いたんですよ! だって、あんた恐かったんですよー! 片手の指の関節を鳴らしながら、赤髪の不良さまが俺を見据えてくる。

 ヤバイ、これは殴られる一歩手前だ。俺を見据えていつでも殴れるようタイミングを見計らっているんだろうな。とにかく、話題を逸らさなければ。殴ることを一時でも良いから、忘れさせなければ。


「あ、あのーよく俺を見つけられましたね」


「あ˝⁈」


 一々母音に濁点付けやがって、恐いんだよチクショウ。でもめげるな俺、やれば俺もデキる子だ! 


「お、おお俺って地味じゃないっすか。見つける方が苦労するみたいな? 各学年十クラスあるんですよ?」


「そりゃ探し出すのに普通は苦労するな。テメェみたいなクソ地味な野郎」 


 クソ地味な野郎。正論だけど、他人から言われるとヒジョーにムカつく。


「だが荒川庸一絡みだって知れば、案外すんなりと見つかる。あいつと絡む物好きな野郎はそういないからな。絡むとすればチャラけた野郎が殆どだ。お前みたいな地味な野郎が絡むなんて、相当異例なんだよ」


「そ、それで簡単に見つけ出したと?」


「ああ。人をちっとシメて、テメェのいるクラスと名前も割り出した」


 俺のことを調べるために、人をシメちゃったんですか。

 すみません。地味な俺のせいでこのお方からシメられた人。今、スッゴイ罪悪感を抱く。


「ちなみに一年ですか?」


「タメだな」


「あーそうですか。タメなんですか。先輩に見えましたよー。いやぁ、俺と違って立派なガタイですね。羨ましいな」


「……話を逸らそうとしてねぇか?」


 ヤバイ。『貴方に思わず尊敬しちゃいますよ、褒め殺し作戦』は、どうも相手に効かないみたいだ。俺は首を大きく横に振って、取り敢えず否定する。赤髪の不良さまは「そうかそうか」と意地悪い笑みを浮かべてきた。

 ヤバイ、これは1発殴られる。絶対殴られる。痛いの嫌なんだけどなッ、とか思っていたら赤髪の不良さまが拳を振り上げてきた。

 俺は咄嗟に、片手に持っていた弁当を空高く放り投げて身構えてしまった。


――ボトッ。


 そんな音が辺りに寂しく響いたような気がする。放り投げた弁当箱は見事に地面に転がった。


 だけど弁当が宙に待った際、赤髪の不良さまの頭に弁当の中身が落ちた。落ちてしまった。


 嗚呼ッ! 赤髪の不良さまの頭に白飯(ふりかけ付き)が!

 嗚呼ッ! 最後に食べようと思っていた真っ赤なタコさんウインナーが頭の上に乗っている! なんて勿体無い!


 突然のことに呆然としていた赤髪の不良さまが、我に返ったように俺の胸倉を握り締めて大きく揺すってきた。


「テメェ~~~ッ!」


「ごめんなさい! すみません! 自己防衛が働いてッ」


 真っ赤なタコさんウインナーが白飯(ふりかけ付き)と一緒に、赤髪の不良さまの頭の上に乗っている。それを見るだけで笑っちまう! クッソー踏ん張れ、俺、堪えろ、俺! どんなに阿呆な光景でも、笑える光景でも、笑ったら最後で最期になるだろ!

 極力、赤髪の不良さまの頭は見ないように努力する。でも一度興味を持ったら気になって気になって、恐る恐る赤髪の不良さまの頭を見たら噴き出しそうになった。ま、マヌケの他なんでもないって!


「今、笑いやがったな?」


「と、と、とんでもないですっ、笑って……ッ、ないです!」


 赤髪の不良さまがカラダを震わせている。

 その度に真っ赤なタコさんウインナーが微動。白飯(ふりかけ付き)と一緒に微動。赤髪と真っ赤なタコさんウインナーが微妙にマッチ。


 これさ、笑わない方が辛いって。


 我慢していたら赤髪の不良さまがキツく胸倉を掴んできた。息苦しいけど笑いたくて仕方が無い。必死に我慢していたら、赤髪の不良さまが舌打ちしてきた。

 うわっ、今度こそ殴られる! けど真っ赤なタコさんウインナーが落ちないか気になって危機感が湧かない! 寧ろ、腹抱えて笑い転げたい!

 素早く拳が振り上げられた瞬間、俺はやっと危機感が湧いて冷汗が流れた。次の瞬間からスローモーションだったような気がする。振り上げられた拳が俺に向かっていると同時に、赤髪の不良さまの頭に凄まじいスピードで缶コーヒーが飛んできた。


 その缶コーヒーが赤髪の不良さまの頭にぶつかって、赤髪の不良さまの拳が俺に向かって飛んでくることはなかった。相当痛かったのか赤髪の不良さまはその場にしゃがみ込み、胸倉を離されて俺は3歩ほどよろけて後退り。


 缶コーヒーが飛んできた方角を見れば、やきそばパンを頬張っているヨウの姿。


「何やっているんだ。ケイ」


「いや、何って、喧嘩に巻き込まれた? ……見れば分かるだろ?」


 カッケー。お前、なんでこうやってナイスタイミングで助けてくれるんだよ。

 この喧嘩らしきものの元凶がお前だとしても、原因はお前にあるとしても、今のはカッケーよ。イケメンって何しても格好良く見えるから癪にくるよな。買い物袋片手にぶら提げて、やきそばパンを食っているヨウは意外そうな顔をして俺を見てきた。


「お前、喧嘩買う奴だったんだな。マジ意外」


「違う! よーくこいつを見ろって!」


「ん? ……こいつ、誰だ? 知らねぇぜ」


 俺を此処まで巻き込んでおいて、「知らねぇ」って……お前は何を言っているんだよ。


「ホラァ、一回目は俺がチャリで踏み付けて。二回目はチャリで一緒に逃げたあの不良さん」


「あー思い出した。あの時のマヌケ負け犬不良」


「ゴラァアア! 荒川庸一! この俺を一瞬でも忘れるなんてイイ度胸だな! しかもマヌケだとッ…いてて」


 赤髪の不良さまが頭を押さえながら、ヨロヨロと立ち上がる。威勢だけはイイよな。この人。

 立ち上がった拍子に、真っ赤なタコさんウインナーが白飯(ふりかけ付き)と一緒に地面に落ちてしまった。折角缶コーヒーの衝撃にも堪えていたというのに、残念。そして笑える。笑っちゃイケねぇけど笑いたい。必死に我慢していたら、米粒が赤髪の不良さまの頭についているのが目に飛び込んできた。


 しかも本人は気付いてない。


 いや気付いているんだけど、どうしようもないんだろうな。とにかく赤髪の不良さまは敵意剥き出しでヨウを睨んでいる。

 一方のヨウは落ちた白飯(ふりかけ付き)と真っ赤なタコさんウインナー、そして赤髪の不良さまの頭に付いてる米粒を見て、一瞬間を置くと軽く吹き出して大爆笑した。


「ククッ……ダッセぇ。お前ッ、頭にナニ乗せてるんだよっ。特に真っ赤なタコウインナーっ、お前それ髪の色と何か関係あンのか? ダッセぇ」


「う、う、う、ウルセェ! こいつのせいだ!」


 俺を指差して赤髪の不良さまが吼える。

 笑いながらヨウが俺の方を見て、「何したんだよ」って聞いてきた。俺はちょっとばつ悪い気持ちを抱いて、ヨウに事情を説明する。


「いや、そのな。この赤髪の不良さまが、俺の教室に押しかけて来たんだ。俺、弁当持って逃げていたんだけど捕まって。で、殴られそうになった時、自己防衛が働いて弁当を放り投げて身構えたら、赤髪の不良さまの頭に弁当の中身を落としてしまったという」


「さ、サイッコー。お前、なんで弁当片手にッ、ククッ……腹痛ぇ」


「だって弁当は食わないと勿体無いだろ! 俺、これでも逃げながら飯を食っていたんだからな!」


「器用過ぎるだろッ」


 腹抱えて笑うヨウに俺は「だって」と口ごもって、赤髪の不良さまの方を見た。青筋立てている赤髪の不良さまが俺の方をギロリと睨んでくる。

 うわぁ、怒っている。怒っちゃっている。

 けど、米粒とか、さっきの真っ赤なタコさんウインナーとか思い出すと、笑いが込み上げてくる。さっきから我慢していたけど、もう限界。とうとう俺もヨウと一緒に爆笑してしまった。


「こ、米粒がッ、まだ米粒が!」


「ククッ、ダッセぇ。ダサ過ぎるッ、ケイっ、お前可哀想なことすんなって」


「俺の、俺のせいじゃねえって! 自己防衛がッ」


 ヒィヒィと笑いながら、俺とヨウは赤髪の不良さまを見る。そしてまた爆笑。

 俺達の爆笑っぷりに赤髪の不良さまの怒りがMAXになるのを感じるけど、笑いは止められない。笑い転げそうになる俺達に「コロス!」って、赤髪の不良さまが顔を真っ赤にして怒鳴り散した。


 近くにいた俺に向かって赤髪の不良さまが蹴りを入れてくる。俺はヒィヒィ笑いながら、どうにか蹴りを避けた。


 けど赤髪の不良さまは、また俺に攻撃を仕掛けてくる。喧嘩慣れしている赤髪の不良さまと、喧嘩を全くしたことの無い俺との実力の差は歴然。俺は攻撃を紙一重で避けることしかデキない。しかも拳の一発が頬擦れ擦れに当たりそうになって、さすがに笑い事じゃないと笑いが引っ込んだ。拳が掠ったところがヒリヒリするし、ちょっと状況は最悪じゃね? 喧嘩なんてどうやればイイんだよ。


 アニメやドラマとかでよく見る殴り合いをすりゃイイのか? それとも鉄の棒をどっからか持ってきて反撃……鉄の棒なんてどこから持ってくるんだよ。ピンチだ。大ピンチだ。

 そうこう考えていたら赤髪の不良さまの拳が右肩に当たりそうになった。避けるだけで手一杯な俺を助けてくれたのは、この喧嘩の原因を作った俺の舎兄。赤髪の不良さまの背中に思い切り蹴りを入れて、赤髪の不良さまから俺を逃がしてくれた。笑いを堪えながらもヨウは、赤髪の不良さまに向かって意地悪く口端をつり上げた。


「負け犬君。俺が相手してやるよ」


「誰が負け犬だゴラァア!」


「吼えるな。もし今度俺に負けたら覚悟しやがれ。それなりのことをしてやっから」


 関節を鳴らしてヨウが目を細めて、俺の方を見てきた。


「ケイ。こいつに何かされたか」


「え? あー……そういえば一発、蹴られた」


「じゃあ、その分もまとめてヤッてやるよ。どうせお前じゃ仕返しデキないだろうしな」


 仕返しなんて大それたことデキるわけないって!

 俺はそうツッコミたかったけど、次の瞬間のヨウの言葉にツッコむタイミングを忘れてしまった。


「こういうのは舎兄のお仕事だしな。舎弟はそこで見学してろよ」


 多分、これは俺を気遣ってくれる台詞なんだって思う。

 俺、ヨウと知り合って全く時間が経ってないけど、何となくヨウって義理とか人情とか、そういうのを大切にする奴なんだって感じる。


 だってさ、成り行きで俺達は舎兄弟になったけど、ヨウが半強制的に俺を舎弟にしたけど、ヨウが此処までする義理って正直無いと思うんだ。面白半分に俺を舎弟にしたなら、面白い時だけ一緒にいて、面倒な時は首を突っ込まないようにすりゃいいじゃん。

 なのにヨウはわざわざ、赤髪の不良さまから助けてくれたり(成り行きだけどさ)、今こうやって俺が赤髪の不良さまからヤラれた分をヤり返そうとしてくれたり(多分ついでなんだろうけどさ)。面倒なことも首突っ込んでくれる。


 そういえば、俺に礼の品のガムを渡してきた時、ヨウは「不良にだって義理と人情がある」とか言っていたような気がする。俺達、本当に知り合ってまだまだ日が経っていない。それでも、こういう事をさも当たり前のようにしてくれるヨウに、何かちょっとだけ俺は感動したし尊敬した。


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