02.類は友を呼び、不良を呼ぶ
心地良いチャイム音が聞こえてくる。
一時限目の授業が始まったようだ。俺は心臓をドキドキバックバクさせながら、校舎を見つめ、否、明後日の方向を見つめていた。
生まれて初めてサボったぞ。サボっちまったぞ。あ、今のは大袈裟だったかも。サボったことないっていうのは嘘だ。
だけど俺、今まで学校をサボる行為として使っていた手段は仮病を使って学校を休む。
もしくは保健室に行って授業をサボることくらいしかやったことなかったから、こうやって堂々と教室を抜けてサボりを起こしたことはない。これからも、仮病以外のサボる手を使うことはないと思っていた。思っていたのに、俺、フツーにサボちゃったよ。
心の奥底で溜息をついて、俺はヨウに流し目。本当にダルかったのか、はたまた単に眠いだけなのか、大きな欠伸を繰り返し零している。俺は紙パックが売っている自販機の前で、飲み物を選んでいるヨウに質問した。
「なあヨウ、どうして寝不足なんだ?」
するとヨウは先輩に付き合って徹マンをしていた、と返答。徹マン、俺は聞いたことのない単語にキョトン顔を作る。
「ゲームの名前か? それ」
途端にヨウが噴き出した。失礼な反応だなおい。妙にハズくなったぞ。
「確かにゲームだけどよ。徹マンの意味は徹夜で麻雀すること。麻雀やったことねぇのか?」
自販機から珈琲を取り出しているヨウは、笑いながら質問返し。俺は頬を掻いて唸った。
「それこそパソコンでちょっとやったことあるくらいだけど。あ、ツモとかロンとかなら分かるよ」
「麻雀は面白いぞ。やり始めたら夜が明けちまう。ケイ、今度教えてやるよ。生の方が燃えるぜ」
そうなのか。俺、わりかしゲームは好きだし、ゲームには結構が興味がある。パソコンの麻雀は意味が分からなかったけど、生の方が面白いならやってみたいかも。
「ケイは麻雀以外になんか知ってるゲームあるか?」
「えー? テレビゲームばっかだしな俺。ヨウ、そっちのゲームは?」
「分かんねぇな。やってみてぇとは思うけど」
「じゃあ今度俺の家に来いよ。させてやるから」
おばか、俺のおばか。能天気にそんなことを言っている場合じゃないだろ。
なんで不良さんと友好を深めているんだ、俺。ヨウが珈琲飲みながら俺に視線を向けてきた。何となく視線の意味が分かったから、俺は両手を軽く上げる。
「財布は教室。だから買いたくても買えないンデス」
「はあ? マジかよ。財布と携帯は常にポケットに入れておくものだろ?」
「携帯は普段、家に置いてあるんだけど。学校じゃ滅多に使うことも無いし、見つかって没収されたら面倒じゃん?」
「クソ真面目だな。ケイ」
悪かったな。真面目ちゃんで。俺はメンドー事に巻き込まれたくないんだよ。と、心の中で悪態をついてみる。
心の中の俺は強いんだ。どんな不良サマのお言葉も反論デキちゃうんだからな。
でも、実際の俺。
何も言えていません。言えません。言えるわけありません。恐いから! 断じてチキンではないと思う。不良を目の前にした一般人ならば、誰だって俺のようにすると思うから!
「しゃーねぇな」
ヨウが自販機に小銭を入れ始める。
俺が止める暇もなく、適当にボタンを押すとヨウは自販機から紙パックを投げ渡してくる。どうにか紙パックをキャッチして、ヨウに礼を言うとパックに目を落とした。
豆乳。何故、豆乳?
おもむろにストローの袋を開けて、ストローを飲み口に刺す。そのまま豆乳を一口飲んで、思わず歌いたくなる。
「豆乳はー歩いてこない。だから毎日飲むんだねー」
「ククッ。一日一本。三日で三本って、その後歌うつもりかよ」
「……って! それは一昔前の牛乳のCM! ツッコんでくれよ! しかも、何で豆乳だよ!」
「カラダには良いぜ?」
そりゃカラダにはイイよ? イイけど、豆乳って。豆乳って。奢ってもらっている身分だから、あんま文句は言えないけどさ。
どーも、俺、からかわれているような気がしてならないんだよなぁ。
豆乳を飲んでいるとヨウが顎で前をしゃくってくる。場所を移動するって意味なんだろうな。素直に頷いて俺はヨウの隣に並んで体育館裏に移動する。
体育館裏っつったら、昨日ヨウに呼び出しを喰らった場所。イイ思い出はないんだよなぁ。昨日の記憶が鮮明に蘇ってくる体育館裏に着いた俺は、ひっそりと溜息をついた。階段のとこに座って俺達は適当にたむろする。
体育館裏は風通りが良くて気持ちいい。しかも階段から空を仰いだら、高くて遠い遠い空が俺達を見下ろしていて居心地がイイんだ。
俺、結構、体育館裏好きになりそうかも。
体育館から聞こえる生徒達や教師の声をBGMにしながら、俺は飲み終わった豆乳のパックに空気を入れたり逆に吸って空気を抜いたりして遊ぶ。
ヨウも眠いのか、それともダルイのか。飲み終わった珈琲のパックを地面に置いて大きな欠伸を一つ零して目を閉じていた。頭の後ろで腕を組んで壁に寄り掛かって目を閉じているヨウを、俺はチラッと一瞥する。ヨウは寝ているみたいだ。……俺、ヨウの舎弟なんだよなー。
「舎弟って何するんだろうなぁ。兄貴、お供しやす! ……って感じなのは分かるんだけどなぁ」
「俺の弟分だって考えればいいんだろ」
「うわっ、起きていたのかよ。ビビッたー」
ダルそうに欠伸を噛み締めているヨウは、頭を掻きながら重たそうな瞼を開ける。
「弟分って言われてもなぁ。兄貴! お供しやすって俺、言うべきか?」
「なんでそういうイメージしか持たないんだよ」
「だってイメージ湧かないっつーかさ」
ホントは舎弟なんてなりたくないんだけど。内心、本音を垂れながら俺はヨウに視線を送る。
「っつーか、俺みたいな奴、舎弟にしても価値ねえって」
「面白ぇからな。お前」
「それで舎弟にするお前が凄いって。バッカだろ」
そこまで言って俺はハタッと気付く。天下の荒川庸一を『馬鹿』呼ばわりしてしまった俺。度胸あるないの問題じゃない。ヤバイ!
真っ青になる俺とは対照的に、ヨウは呑気に「大したことしてねぇぜ」って笑っている。
そりゃお前にとっては大したことねぇかもしれねぇけど、俺にとっては死活問題にまで発展する出来事なんだって。
「先客がいるぅ。僕ちゃーんより先に来てるのは、ヨウちゃーんじゃーん」
あの、あのヨウをチャン付け⁈ 俺の心臓が飛び上がるかと思った。
ぎこちなく声の方を見れば、俺はマジ泣きたくなった。教室に帰りたくなった。数メートル先に不良がいる。不良がいるよ。こっちに接近しているよ。
ニヤニヤしながらこっちに来ている不良サマの髪、オレンジ色だよ。
オレンジってさ、オレンジって日本人の髪に合わないと思うんだよ。俺的にはさ。やっぱ日本人って黒じゃね? 頑張って茶髪が似合うんだと思う。なんて感じるのは俺だけ? 長めのオレンジの髪にヘアピンしているしさ。
しかも、俺はこの人を知っている。
俺等の学年じゃ、いや学校じゃ超有名な人。荒川庸一のお仲間、
ある都市伝説によれば、カツアゲが大好きだとか。ある架空伝説によれば、老若男女関係無しにカツアゲしてしまうとか。ある不良伝説によれば、お金大好きで仕方がないカツアゲマンヤローとか。総合的にいえば、カツアゲ好き。略してカツ好き。あれ? 意味が違ってくる? ただのカツが好きな奴って意味になっているよ。あははは、参ったなこりゃ。
……阿呆なこと言っている場合じゃないよ! 俺、ピンチじゃん! 大大大大大ピンチじゃん!
心の中で震え上がっている俺の隣で、ヨウはダルそうな顔をして貫名渉を一瞥。
でも直ぐに目を閉じて欠伸を噛み締めていた。かの有名な貫名渉にそんな態度取れるなんて、さすが荒川庸一。お前も有名だもんな。恐いもんな。不良だもんな。貫名渉は「ツレないねぇ……」って、俺達の目の前までやって来た。
嗚呼、もう、俺、この場から消えてしまいたい。
「んんん? 君ぃー」
「はっ、はい。ナンデショウカ?」
「歳に似合わず、健康オタクなのぉー?」
俺の持っている紙パックを指差してニヤニヤと笑ってくる。
対して俺は引き攣り笑い。俺が飲みたくて飲んだと思っているのか? それは違うぜ。ヨウが奢って下さったから、一応飲まないとイケないと思ったんだよ! と、心の中で強気に言ってみる。
そして現実の俺は「豆乳は歩いてこない。だから毎日飲むんだね……みたいな感じです」
理想と現実って違うよな。うん、やっぱ不良相手に強気口調なんて大それたことデキねぇって。 貫名渉は俺の言葉に思い切り噴き出してきた。
「一日一本、三日で三本! って、うわっお! それは一昔前の牛乳のCMじゃん!」
ツッコんでくれて嬉しいです。嬉しいですけど、あんた恐いッ、痛い! だって下唇にピアスが、ピアスが刺さってるッ、見ているだけでイターイ!
「君みたいな地味な子が、どーしてヨウといるのかなぁー?」
きょろっと二つの目玉が俺を捉える。どことなく探りを入れている目だ。
「いや、実は」事情を説明しようとするとストップコールが掛かる。
「待ってよぉ。僕ちゃーん、推理するから」
推理……するほどでもないんだけどな。取り敢えず、これだけは言いたい。荒川庸一と俺だって好き好んでいるわけじゃないぞ。地味な俺が派手ちゃんなヨウと一緒に居るワケはな。一緒に居るワケは、
「ヨウちゃーんのパシリー」
……ですよねぇ。最初は誰だってパシリって思うよな。
「ッハ、残念外れだ。ワタル」
ヨウが貫名渉を鼻で笑った。片眉を吊り上げて、貫名渉が唸り声を上げる。
「あー! 隠れいとことかぁ?」
断じて! 俺は荒川庸一のいとこではない! こんないとこがいたら俺、泣くね。絶対泣くね。ヨウも違うって否定している。貫名渉は悩んだ顔を作り、ヨウの顔を一瞥する。
「ヒントちょーだい」
「あ˝? ヒントだぁ?」
「だから、どうして……母音に濁点を付けるんだ。恐いんだっつーの」
「何か言ったか?」
「え? な、な、何でもねぇよ? ヨウ」
あははは。お前のこと、恐いんだよチクショーめ。そう腹の底から言えたらどんなに気持ちイイだろう。
ヨウは少し考えて、貫名渉に「チャリ」と俺を親指で差す。すると貫名渉は手を叩いて、「チャリ爆走男?」と俺の顔を覗き込んできた。そんなに近くに寄らないで下さい。下唇についているピアスがスッゴク痛々しく至近距離で見えるんですよ。
「君がヨウちゃーんが話していた噂のチャリ男かぁー」
「う、噂になっているとは光栄デスネ」
「だって僕ちゃーん達の間じゃ有名だよ? ヨウがあんなに爆笑しながら話していたんだし」
「ククッ、今も思い出しただけで爆笑だな」
「そんなに爆笑したような行動を起こしたつもりはないんだけどな」
「ということは、チャリを通じたオトモダチってところかなぁー?」
荒川庸一のオトモダチ。の、範囲だったら俺も安心して泣いて喜んだよ。
「ッハ、残念。また外れだ」
「もう、んじゃあ何? 焦らしプレイやめてくれるー? 僕ちゃーん、そろそろ限界。降参」
両手を上げる貫名渉に、ヨウが口端つり上げた。
「んじゃ、もう一つヒントだ。こいつ田山圭太に俺は“ケイ”とあだ名を付けた。こいつは俺の弟だ」
「あだ名? ケイ? 弟? ……うっわーお! 僕ちゃーん、びっくりマンボー!」
「分かったか?」
「モッチロン。いやぁ、ヨウも舎弟を作るなんてお茶目なことする奴だったんだー。僕ちゃーん、驚き!」
面白おかしく笑う貫名渉、同じように荒川庸一が「だろぉ」って笑っている。笑うってイイことだよな。笑う門には福来るってよく云うしな。
でもさ、でもさ、俺、ゼンッゼン笑えないんですけど! 俺にも笑いが欲しいよ。福が欲しいよ。デキればこの場から逃げ出したいよ。
笑っている二人の隣で俺はどんより落ち込んだ。一頻り笑った貫名渉は俺達と同じように階段の段に座ると、俺の頭を鷲掴みしてグリグリと撫でてくる。
「よろぴく。ケイちゃーん」
「アイダダダダ! い、痛いッ! ええっとっ」
「ワタルでよろぴく。うわぁ、ホント、染めてない髪。天然物だねぇー。染めないの?」
「イデー! 髪引っ張らないでくれ!」
容赦なく髪を引っ張られて俺は悲鳴を上げる。三本ぐらいブチって抜けたような感触がした。マジ痛いんですけど。ホント、真面目に痛いんですけど。
俺が頭を抑えて悶絶する間も、貫名渉……いや、ワタルさんは俺の髪を見て「何色が似合うかなー」とニヤニヤ笑ってくる。
茶、赤、青、紫、金に銀。物騒な色を俺の隣で唱えているワタルさんは、俺の髪にピンクなんて似合うんじゃないかと提案してくる。仮に染めるとしても、ピンクは、ピンクは絶対に嫌だ。大きく首を横に振って嫌だと態度で示せば、ワタルさんが物は試しってニヤついた顔で言ってくる。からかっているのは見え見えだ。悔しいんだけど反論する度胸がないんだよ、俺には。
心の中じゃ何だって言えるんだけどな! 自信持って言える俺が悲しいよ!
「ヨウちゃーんの舎弟かぁ。いつから?」
「き、昨日から」
「ビックリビビンバーン! 成り立てホヤホヤじゃーん、ケイちゃーん! だから、まだ髪染めてないわけかぁー。いつ染めるの?」
「いや、染める予定は」
「ないのー⁈ それはヤバヤバーンじゃないのー?」
さっきから思うんだけど、ワタルさんって一々リアクションが大きい。ちょっと大袈裟で口調がウザイ。口が裂けても言えないけどさ(言ったらマジ、俺の命危ういよ)。
「ワタル。うぜぇってその口調」
「僕ちゃーんショッキング!」
俺の思っていたことをヨウが言った。
さすが天下の荒川庸一、どんな相手でもお前なら喧嘩売れるよ。神様だってお前に喧嘩売られたら半べそだよ。あからさま傷付いた振りをしているワタルさんは胸に手を当て、「ヨウちゃーん、酷い」って嘘泣きしている。男が嘘泣きってどうよ。男が嘘泣きって。引くって。
綺麗にワタルさんの態度をスルーするヨウは、大きな欠伸をまた一つ零した。
「ワタル。そういえば、お前、昨日はどうだったんだ?」
「それが聞いてよー。僕ちゃーんの不幸話」
不幸話? 俺は首を捻ってしまう。ワタルさんは散々だったと溜息まじりに笑った。
「昨日、僕ちゃーん喧嘩売られたじゃーん? 僕ちゃーん、喧嘩を買ったはいいんだけど……あのクソ野郎が。俺様に喧嘩売るだけじゃなく、俺様のバイクを蹴りやがった。ふざけやがって。バイク一台がいくらすると思っているんだ? あ゛ーん? 一ミリの引っ掻き傷直す修理代誰が出すと思っているんだっつーんだ。腹立ったから俺様、喧嘩売った野郎の身包み全部剥いでやった」
薄ら笑いを浮かべるワタルさん。禍々しい黒いオーラ全快。とにかく口調が……キャラが違う、違うよ、違い過ぎるよ、ワタルさん。
さっきまでのウザ口調なワタルさんは何処⁈ キレたら人格が変わるってヤツですか?! 身包み全部剥いでやったって、やっぱりカツアゲ伝説は本当だったんですか⁈
言葉を失っている俺とは対照的に、ヨウが呑気に笑い声を上げて「そりゃ散々だったな」とワタルさんに同情していた。
ワタルさんはコロッと表情を変えて「でしょー」って、さっきのウザ口調に戻る。
もう、不良って何ですか。 俺、貴方達についていけません。ついでに生きた心地がしません。
嗚呼、今あっているであろうクソ面白くない英語の授業が恋しい。あの平和で眠たい授業が恋しくて仕方がないよ。英語の授業、ああ英語の授業、英語の授業。どうして俺は英語の授業に出てないの?
「フッ……それはね、不良さんと一緒におサボりしているからさ。哀れ田山圭太」
「ケイちゃーん。独り言?」
「ケイは絶対、芸人体質だな。オモレェ」
この野郎、人を芸人体質とは。そんな芸人体質にしたのは誰だよ。
「あ、そうだー。ケイちゃーん、メアド教えてー」
「え?」
何ですと⁈ ワタルさん、今、俺のメアドお聞きしました?!
露骨に声を上げてしまったせいで、ワタルさんから訝しげな眼を向けられてしまう。
「なあに? 僕ちゃーんに教える気ないってヤツー?」
「あ、そ、そぉーじゃなくて……俺、今、携帯を家に置いているから教えられないなーみたいな。あはははは」
決してワタルさんに教えたくないって思ったわけじゃ……ないよ。
これ以上、関わりを持ちたくないなんて思ったわけじゃ……ないよ。
俺はヨウにメアドと電話番号を教えてもらうように言った。
ワタルさんは「了解」とばかりに、ヨウに携帯を出すよう強要する。ヨウは仕方なさそうにポケットから携帯を取り出して、ワタルさんに投げ渡していた。携帯画面を開いているワタルさんを遠目で見ながら俺は人知れず溜息をついた。
呼び鈴が聞こえてくる。一時限目の授業が終わったようだ。
けど、二人は動く気配がない。二時限目も出ないって魂胆ね。ええい、だったらもう、俺も出るか! ヤケクソだチクショー!
心の中で叫びながら俺は自棄を起こして、本格的にヨウやワタルさんと一緒に体育館裏でたむろすることにした。
たむろという時間を過ごすと、案外流れる時間が早いもので気付けば4時限目の終わりの本鈴が鳴っていた。
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