第1話 瘴気に沈んだ迷宮

 酷い目覚めだ。

 毎晩のように脳裏に焼き付いた、燃えさかる屋敷の光景を夢に見る。

 かれこれ6年間、20歳になるというのに、毎日のように同じ夢を見て、同じ後悔を毎日のようにして、惰性のような生活を送る。

 酷い物だ。どれだけ危険な場所で眠ろうが、どれだけ安全な場所で眠ろうが、酒を飲んでいようがいなかろうが、決まって同じ夢を見て、同じように目覚める。

 悪魔に取り憑かれでもしているのか、それとも後悔の念を未だに断ち切ることができないのか、あるいは忠誠を誓ったが故の罰なのか、無価値な時間ばかりを消費して、何一つとして前に進んでいないように思えた。

 どれだけ富を築こうと、どれだけ上質な酒を飲もうと、失った左腕は毎日のように痛み、あの光景を一日たりとも忘れさせることはない。

「……収束し、生者を照らす、魂の輝きとなれ」

 青年がそう唱えると暗闇の中から1つの光球が出現し、辺りを照らす。

 そこは暗闇が広がる石造りの迷宮だった。木箱の中に無理矢理荷物を詰め込める分だけ、無造作に詰め込んだかのように、迷宮は複雑にして広く、未だにその全貌を人々は把握し切れていない。

 世界中には一体幾つの迷宮があるのかを考えれば、人類がその全貌を全て解き明かすにはまだ数百年掛かるだろうと言われており、個人がその迷宮を探索するには些か以上に広すぎる。

 光に照らされ、姿を現したのは銀色の髪を結い、翡翠色の瞳をした青年だった。

 端正な容姿をしており、その鋭い目つきと高身長である事さえ除けば、髪の長さも相まって女性と見間違うほどに整っており、男性とも女性とも取れる、凜々しさと芸術的な美しさを持っていると言える。

 しかし、青年の左腕は失われており、無いはずの腕は依然として痛みを持っていた。

 迷宮に潜って2日、ここから奥に進むに当たっては生きて帰ってこられるかさえ不確かな危険な領域に足を踏み入れなければならない。

 青年は純白の鎧を着込み、腰には立派な剣を携えており、一見してみれば騎士のように見えるが、彼の稼業は探検家、名をシキという。

 探検家は雇い主の居る傭兵や、背後に組織が付いている冒険者と違って、自称が前に来る職業で、収入などは迷宮で見つけた宝物を売り払うぐらいの物で、それだけで生計を立てている者は極々一握りとされる。そのくせして、探検家になる者は多く、その大半が迷宮に住まう魔物らに喰われ、帰らぬ人となるのだ。

 地下帝国とも言える広大な迷宮は世界中に点在し、探検が始まって200年経とうという今でも一攫千金のチャンスはいくらでもある世界なのだ。迷宮で発見された指輪1つにしても、現代魔法では再現不可能とされる古代魔法が付与された代物であれば、それこそ一生食っていけるだけの金額が付くほどだ。そういった夢に生きて夢に死んで行く者達が後を絶たないのが探検家という生き物だ。身体が資本の冒険者稼業よりよっぽど過酷で、夢に生きていると言える人種だ。

 シキは探検家となって6年経つが、食いっぱぐれないだけの稼ぎを出す、その世界では成功している分類の人物だ。

 それは数日間も迷宮に入り、生還するだけの実力を持っていると言うことの裏返しで有り、基本的に短命に終わる探検家として、何年も生き続けていれば「生還者」と讃えられるようになる。

「揺らげ、揺れろ、影は扉」

 しかし、下へ下へと伸びて行く広大な迷宮において、ある一定の階層まで下れば、そこは人が足を踏み入れて良い場所ではないと言われている。

 瘴気の階層と呼ばれているその領域は、生還者らの中でも極々少数の者が足を踏み入れる場所で、そこから生還した者は人間ではなくなっていると噂されるほどに危険な場所だ。

 シキが呪文を唱えると光に照らされている彼の影が不自然に揺れ動く。色は濃く、そして実態を持ち始め、聖騎士と言える姿には似つかわしくない魔法であると言えた。

 影はまるで原型を持たない怪物のように彼の足下でうごめいており、しばらくすると彼の手元まで影が這い上がり、まるで影の中から吐き出すようにして蒼い液体が入った瓶を彼に持たせた。

 ガラスの栓を口で開け、その液体を一気に飲み干す。味は到底飲めた物では無いが、これを飲まなければこれから降りて行く下層で肉体は汚染され、1日としない内に帰らぬ者へと変わってしまうだろう。空になった瓶を捨て、剣を抜き放ち、彼はすぐ近くの階段を下って行く。

 一歩足を踏み入れれば、その場所が如何に危険かと言うことは誰にでも分かる。

 その場は生命体を生命体のままでは許さない、この世の地獄とも言える領域で、そこには瘴気が満ちている。

 文明の末路とも言える迷宮は竜脈を目指して下へ、下へと造られたと言われ、迷宮の魔力濃度は下へ向かうにつれて濃くなり、地上に比べれば、迷宮は魔力が充満した空間と言える。地上では生命の担い手と言われている精霊が地上に点在している。魔力の吹き出し口と言える場所を住処に、地上に流れ出る魔力を調整し、魔物の基と言われる魔力の淀みを極力無くしている。しかし、迷宮の地下は地上に比べて圧倒的に魔力濃度が高いにも関わらず、精霊のように魔力を調整する存在が居ない。それ故、淀んだ高濃度の魔力は瘴気と呼ばれる毒へと変わり、何の対策もしていない場合、生命体を蝕む毒となる。

 さらに、淀んだ魔力が凝縮することにより、魔力の結晶体である魔石となり、それを核とする化け物、通称「魔物」が出現するのだが、瘴気は魔物が出現するのに最高の条件と言える為、どれだけ熟練の者であっても、その日の内に瘴気の階層から抜け出さなければ命はない。

 シキは必ず脱出できるように、自身が歩いた跡には影の糸のような物を残しており、必ず迷うと言っても過言ではない迷宮を抜け出す命綱だ。

「グルルルルルルル……」

 瘴気の階層に足を踏み入れてしばらくすると、ハイエナのような魔物がゾロゾロと現れる。

 複雑な迷宮においては前だけに敵が居るとは限らない。ましてや瘴気に沈んだ階層ではいつ何時魔物が出現するかも分かった物では無く、魔法を使っていればなおさら魔物を呼び寄せることとなるのだ。

 かといって、光を消し、命綱である影の糸を放棄してしまっては帰れる物も帰れなくなる。

「凍れ、狼の咆哮は、凍てつく刃と為せ!!」

 刻一刻と時間は迫る。魔力だってペース配分を考えれば無駄遣いしている暇など無く、どれだけ凶暴な魔物であろうと、どれだけ数が多かろうと、相手をしているだけの暇など無い。

 シキが呪文を唱えると空中に氷柱のような氷の塊が幾つも出現し、周囲に居る魔物に投擲される。それと同時に正面に向かって一気に踏み込み、魔物の群を突破する。

 右手に持った剣で魔物を切り伏せ、追撃する魔物は魔法で撃退する。

 一定以上の破損を受けた魔物は魔石を残して霧散し、消滅してしまう。この魔石は売ればそれなりの金額になる為、余裕があれば集めておきたいのだが、倒している間にも魔物が寄ってくる状態でそんな悠長なことをしているほど暇は無い。無論、このような瘴気の発生する場所でなければ余裕を持って集められるのだが、瘴気が発生する場所は悠長にしていれば簡単に命を落としてしまう。

 曲がり角を見つけ、適当な部屋に入り、その入り口を氷の壁で封鎖する。

 部屋と言っても出入り口が3つ以上ある通り道にも似た場所だが、通路と比べればいくらか開けており、いくらかの物が散らかっている。

 光で照らせば、そこには白骨化した死体がいくつかあり、大きな欠損箇所がある事から、魔物に襲われたのだと容易に推察できる。

 どれだけ優れた探検家であっても、この瘴気の中で生き抜くことは容易ではない。

 身体を蝕む瘴気から身を守る為のエリクサーは、原材料と作り手の少なさを考えれば早々手が出る物では無く、一度潜った限りはそれなりの稼ぎを出さなければ採算が合わない。

「……指輪か」

 死体のすぐ近くには指輪が落ちており、探検家として生計を立てているシキにもそれなりの鑑定眼が身についていた。

 琥珀色の宝石が埋め込まれた指輪には小さな文字が掘られており、宝石の中には肉眼で見える範囲でも細工が施されているように見える。現在の技術では再現不可能とされる古代の遺物、製造された年代はともかくとして、希少価値の高い物であることはすぐに分かった。

 シキは影から革袋を取り出すと、その中に指輪を入れ、再び影に戻す。

 そうこうしている内に先ほど閉じたばかりの氷の壁が早くも破壊されそうになっており、シキが奥深くへと足を進める。

 迷宮の奥深くへと潜ることはそう難しい話ではない。迷宮には地上ではそうそう見ることのできない化け物と頻繁に出会すが、それらから逃げるか、退けるかの手段を持ち合わせていれば、瘴気に沈んだ階層でも生き残ることができる。尤も、瘴気に沈んだ階層で魔物を退けることと、瘴気から身を守ることは別問題で有り、瘴気に沈んだ階層で必ず大儲けできるという確証もない。

 全貌が解き明かされてはいない迷宮だが、上層は粗方の宝物は取り尽くされており、下へ下へと下がるほどに、そこまで深く潜る者は減少していき、魔物が増加し、強力になることを原因として生存率は低くなる。その一方で、手付かずの宝物は増える。

 瘴気が立ち籠める階層は生きて帰ることができるかどうかも不明な領域と言うこともあって、宝の山と言える。しかも、発見される遺物はどれも希少性が高く、上層で見つかる者と比べれば、指輪1つとっても桁が違ってくるのだ。とは言え、その指輪1つを手に入れるのにどれだけの労力が支払われるかと思えば、決して楽な仕事ではない。

 身体が資本とはいえども、戦争を食い物にする傭兵や、肉体労働や魔物退治を中心としている、冒険者稼業と違って、探検家は何の保証もない、職業とするには世間が思っている以上に夢のない仕事であり、本当にそれを仕事として良いのかさえ分からないほど収入の安定しない職だ。どれだけ賊まがいのごろつきであっても、最低限の肩書きを名乗れる冒険者と違って、自称、と必ず肩書きの前に付いてしまうような探検家は、専門に生きて行くには少々厳しい。

 何せ、誰も足を踏み入れたことのない場所に立ち入り、手付かずの財宝を手にしなければならないのだ。必ず儲かるという保証がない事を考えれば、割に合わない仕事だ。

 命と金銭を天秤に掛けるという意味合いでは、冒険者と比べて夢のある話なのかも知れないが、強力な魔物との接触率が圧倒的に高い探検家の方が、端金と儲けにすらならないかも知れない夢を天秤に掛けた時に、どちらに傾くかなど、考えるまでもないだろう。

「……レヴナント」

 いくらか階段を降り、魔物を振り切ってようやく落ち着いて探索ができる頃合いになった時に、シキが行き着いて場所は1つの行き止まりだった。

 そこで発見したのはレブナントと呼ばれる死者の末路であった。レブナントとは死後、埋葬や火葬をされず、そして肉体の欠損箇所が少ないなど、ある一定の条件下でのみ生み出される、死者の哀れな末路として知られている。自然な発生条件としては、肉体的に損傷の少ない死体を瘴気などの、高濃度の魔力がある場所や、肉体に莫大な量の魔力を与えることによって出現する、魔物だ。

 一般的な魔物と違い、魔力で顕界した擬似的な肉体などのではなく、実在する肉体が基盤となっている分、魔力効率が良く、個体によっては「リッチ」と呼ばれる優れた魔法使いに分類される場合もある、厄介な存在だ。

 特に人型は他の魔物と違い、魔法を積極的に使用してくることから、下手な魔法使いより遙かに厄介だとされている。尤も、迷宮では時折、目撃情報があるものの、地上では条件が揃いにくい事から、あまり知られていない存在だ。

 そこは、兼業をしている者を除いて、探検家と、その他との意識の格差と言える物だ。

(……古代の兵士か、偉人か)

 上層のレブナントは、昔と違って、死んでしまった探検家の末路を見ることの方が多いが、下層になればなるほど、大昔に亡くなった人物の末路を見ることの方が多くなる。

 そして、そう言ったレブナントは死因となる要因としてはトップクラスの危険度を誇る。

 レブナントの数は3体、どれも地上ではお目に掛かれない武装を身に着けており、未だ隙の存在に気付く様子は無かった。

「時渡る亡者の奇跡、腐り落ちた魂は肥え太り、今は晩鐘が響く、鈍く光る世界は超えた魂を受け入れよ!!」

 そこで彼が唱えたのは死霊魔法の一種だった。

 外見からすれば聖騎士のように、神聖魔法などの人の傷を癒やしたり、迷える魂を導くなどの、絵に描いた英雄のような魔法を使えるようには見えるが、実態はその真逆だ。

 シキの場合は見た目通り、と言うわけでは無く、見た目に反して影魔法や死霊魔法などの魔法に高い適性を持っている。無論、神聖魔法と同様に希少性が高い物である為、魔導の道では評価されやすいが、先入観などによって、あまり言いイメージを抱かれない傾向にある。ましてや、一般人からすれば悪人が使っていそうな魔法ばかりである為、人前で使えば問題の火種となる事も少なくない。

 しかし、生命に関しては、神聖魔法も死霊魔法も大きな差は無く、アプローチの違いはあっても、それがもたらす結果は同じであったりする。

 シキが手に持つ魔剣は今まで白い光を放っていたが、彼が詠唱を行うと鈍く、そして黒く光り出す。

 そして、物陰からレブナントの1体に切り掛かり、反応させること無く、その首を切り落とした。

 すると、元は人の肉体であったレブナントの身体が灰のように崩れ去り、1体は何の抵抗もなく消え去ったのだ。それに対して、残りの2体はシキに気付いて武器を構える。

 大昔に亡くなった死体が元となっているレブナントがトップクラスの危険度を誇る理由は、レブナント本体では無く、レブナントが身に着けている装備に原因がある。

 シキが発見した3体のレブナントは見慣れない鎧に、盾、剣、そして装飾品に至るまでもが魔法が施された特別な道具なのだ。シキはこれらに対抗する為に、一級品の鎧や武器を揃えてはいるが、勝てるかどうかと聞かれれば不安になるところだ。

「凍れ、狼の咆哮は、凍てつく刃と為せ!!」

 ハイエナの魔物を倒した時と同じように魔法を唱え、氷の刃を放つが、レブナントが盾を構えると、その魔法は盾に直撃する手前で消滅してしまう。

 決して下位の魔法では無いはずなのだが、こうもあっさり消滅させられるとなると、その盾に備えられた術式がどれだけ高位の物であるかを体現しているような物だ。

 下層の迷宮で出会うレブナントは総じて強力な個体が多い。それは肉体的に、と言うよりも、装備があまりにも充実しすぎていて、倒すのに苦労するという点にある。しかも、現代では再現不可能な古代魔法がふんだんに使われている装備を相手に、その劣化版である現代の魔法で太刀打ちしなければならないことを考えれば、生きて帰れるかさえ不安に思うのは至極当然のことと言えるだろう。

「……」

 2体のレブナントはシキに剣を向け、詠唱無しで魔法を放つ。発音器官が無いのか、それとも詠唱することすら必要としていないのかは定かでは無いが、2体が持つ剣の鋒からは炎と電撃が放たれ、咄嗟に回避行動を取る。

 元居た場所は容易に砕け散り、高純度の魔石を織り込んだ鎧でもただで済まないと確信させるほどの威力があった。

「惑え、揺らげ、楔を打ちて拘束せよ」

 呪文を唱え今度は剣の鋒を2体のレブナントに向け、光球に照らされた影を大きく揺らがせた。そして、鎖が影から這い出てくるようにして、レブナントを拘束しようと襲いかかる。しかし、鎧に触れた瞬間、その影は蒸発するようにして消滅していくが、影はいくらでもレブナントの影から這い出て、行動を阻害するよう動く。

 絶え間なく襲いかかる影はレブナントにこそ無害だが、行動を阻害するという意味合いでは、一瞬の隙を与えるには十分だった。

「時渡る亡者の奇跡、腐り落ちた魂は肥え太り、今は晩鐘が響く、鈍く光る世界は超えた魂を受け入れよ!!」

 再び、魔剣が鈍く光る、シキは一刀にて2体のレブナントを斬り伏せ、胴と首を切り放した。

 完全武装を行っている相手には基本的に魔法は効かず、彼が今行ったように、レブナントを一撃で仕留めるような攻撃で無ければ、倒すことはできない。特に、魔法においては大きな文明差を誇っていることから、魔導士にとっては最も会いたくない敵である事はまず間違いない。

 かれこれ6年間も迷宮に潜っていれば、それなりの危機を乗り越えてきた。それだけに、シキはレブナントが理性に欠ける存在であることもよく知っていた。そこで、唯一の対抗策として編み出したのが、今のような一瞬の隙を突いた攻撃だ。

 手練れ相手の対人戦では、意味をなさないような攻撃だが、亡者相手にはかなり有効的な手段であると確信を得ている。尤も、レブナントを一撃で倒す魔法、黄泉送りなどと呼ばれる魔法は燃費が悪く、多用できるような物では無いのだが。

(ここで引き上げた方が良いでしょうね)

 シキが辿り着いた場所は1つの個室で、通路のような部屋とは違い、歴とした部屋となっていた。瓦礫の様にも見える宝物が散乱しており、倒したレブナントの装備を貰うだけでもかなりの稼ぎになる事は間違いないだろう。

 帰りに掛かる時間を考慮すれば長居はできないが、それでも眼前にある宝の山に手を伸ばす以外の手段は無かった。

 まずは影から大きな瓶を取り出し、レブナントの装備を回収した後に、丁寧にレブナントの灰を回収して、瓦礫に埋もれた宝に手を出し始める。彼がその部屋の宝を全て回収するのには、それ程時間は掛からず、それ以上深入りする事はせずに、大人しく瘴気の階層を脱出することに専念した。

 生還者と呼ばれる探検家が、なぜ無事に迷宮から出られるかという謎だが、最大の要因は引き際と言われており、深追いだけはしない。これだけは共通して言われていることだった。

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