『いきたい』
胸が苦しくて動悸がしてくる
精神がとてもキツくなる
君がいないと自覚させられると心が腐敗していくみたいだ
テレビを観ても何も頭に入って来ない、解るのは心の悲鳴の後遺症だけかも知れない
何かに逃げて現実逃避してしまいたい程このひとりでいる時間が心身共に殺していく
まるで猛毒に侵されたように喉が詰まる
残された務めがあるというのにこんな瞬間には「逝きたい」と甘えてしまう
精一杯頑張って「生きた」君を繋ぐものが僕だとしたら僕を繋ぎ止めるものは何処にあるの?
君との幸せを決して悲しい思い出になんかしない
でも、君がいない夜に寂しさを感じないほど強くもない
心に溜まったもの吐き出して堪える、この瞳には雫が零れたんだ
「生きたい」と心ない言葉を口にして僕は眠りについた
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