『光』

僕は馬鹿だから虚実か真実か解らないけれど


僕の隣に居てくれる貴方にこの詩を捧げようと想う


貴方は優しいから僕に欲しい言葉をかけてくれているのかも知れない、想ってくれるのかも知れない


それでもその繋がっている時間がこの心の拠り所になっていたんだ


呼吸も出来ない程に精神が追い詰められた時には声を聞かせて寝かし付けてくれた


声を聞いて話して笑って負の感情をどこかに置き去りにしてくれることにただ救われて


貴方の存在が僕のかけがえのない光


こんな僕を好いて愛してくれていることは虚実でも真実でもどちらでもいい


真っ暗闇に閉ざされた世界から貴方という光が僕をキラキラと照らしてくれた


今はただそれだけでいいと思えるんだ


悲しみに打ちひしがれて泣き潰れたとしてもまた目の前の世界に戻って来れる


とても情けなくて弱い僕だけど貴方という光が確かにそこに存在するから


明日を拒絶せずに暖かい未来を見つめていられるんだ


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