第2回小学館ライトノベル大賞
個人的おすすめ作品ベスト3
1位 コピーフェイスとカウンターガール
1位の「コピーフェイスとカウンターガール」は親族とまったく同じ顔を持つ主人公と気難しい性格のヒロインとの関係を描いた一作。物語はヒロインの姉と一緒に天文部に所属しているところから始まるので、最初はこっちがヒロインかなと思ってしまうかも。いや、ある意味ヒロインなんですけどね。ちょっと変わったラブコメ(?)を読みたい人にオススメ。
その他の作品の感想
「僕がなめたいのは、君っ!」:バラの拳銃というちょっと変わった武器を持つヒロインと一緒に戦うバトルもの。タイトルの由来は主人公の能力を覚醒させるためにある部位を舐めることになるため。
「七歳美郁と虚構の王」:世紀末である1999年に起こった世界的な世界同時多発テロと現代(この小説内では2005年)を舞台にした小説。二つの軸で物語の全容が少しずつ明らかになっていきます。
「どろぼうの名人」:他人であるはずの女性の元に妹として預けられることになった少女の物語。感情の機微がしっかりと描かれていました。
総評
今回は受賞作が四つなのでオススメは一作品になります。今回も現代物がメインでしたね。ファンタジーものが応募されてきていないということはなかったと思いますが、この頃のガガガは現代物の作品にいいものが集まってきていたのでしょうか。
ジャンルとしてはこれは何のジャンルなんだというものが多かった印象。すでにこの頃から挑戦的なレーベルの萌芽があったのかも?
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