第8回GA文庫大賞
個人的おすすめ作品ベスト3
1位 たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
2位
3位 デボネア・リアル・エステート 傭兵は剣を抜き、ハイエルフは土地を転がす。
1位の「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」はファンタジーの世界で無自覚な最強主人公が無双するお話。タイトルが「小説家になろう」でよく使われているようなものなのである意味わかりやすいかも。しかし主人公のロイド君、とにかくモテる。無自覚にモテる。くっ、羨ましくなんかないんだからね!
2位の「
3位の「デボネア・リアル・エステート 傭兵は剣を抜き、ハイエルフは土地を転がす。」はファンタジーの世界で不動産屋……というなの地上げ屋を営むヒロインのもとに主人公が転がり込むお話。主人公は呪いを解くためにヒロインに下僕のように扱われるのですが……。うん。これもドMな男子諸君にはご褒美作品ですね。この年はドMの年だったのかな?
その他の作品の感想
「そのオーク、前世(もと)ヤクザにて」:ヤクザがファンタジーの世界でオークとして転生したお話。シリアス強めです。ただ、絵を見る限り主人公はオークというよりただの渋いおっさん……。
「ギャンブル・ウィッチ・キングダム」:ファンタジーの世界でギャンブルをするお話。一言で言えば異世界カイジ? 前髪パッツンヒロインは珍しかったです。
「月とうさぎのフォークロア。 St.1 月のない夜、あるいは悩めるうさぎ。」:日本神話の世界の神々が現代にいる世界観でヤクザの抗争を描いた作品。またしてもヤクザですか! この年はヤクザもブームだったのかな?
「フィクション・ブレイカーズ」: フィクションの世界に入り込んで出られなくなるという病気が蔓延している世界で主人公たちがその病気と戦うお話。まさかアニメやラノベなどのエンタメが病気の原因になるとは……。恐ろしい世界ですね。
総評
1位の「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」は売り上げもいいようで、今後のGAの柱になっていくのではと予想している作品です。確かに面白かった。
2位の「
全体を通してはバトル系ファンタジーが多めの印象。ラブコメ要素はありましたが、サブ的な扱いの作品が多かったと思います。でも、やっぱり最終的にはラブラブしているあたり、嫉妬を隠せませんな。
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