129
あなたが質問をした後、しばらくの間沈黙が続く。どうやら即答出来るものではなかったらしい。あなたも特に返事を急かすでもなく、答えられなかったら別に構わないと言うスタンスで様子をうかがった。
それから数分、ただただ静かな時間だけが大気を流れる風と共に過ぎ去っていく。
寝転がった地面の気持ち良さにあなたがウトウトし始めたところで、ようやくリコスの声が聞こえてきた。
「……私ね、特殊な力を宿してしまったの。この宿命から逃れたいんだ。だからお願い、力を貸して欲しい……」
彼女の話した理由は予想通りのかなり重いものだった。今度はあなたが彼女の想いに答える番だ。
とは言え、この思い問題に一体どう答えればいいのだろう。
勿論協力すると答える
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886558465
ふーんと興味なさげに反応する
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886563942
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます