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「いや、何かアレ胡散臭いって!」


 あなたは乗り気のリコスを言葉を尽くして何とか説得させてる。この丘からちょうど見える場所にあるって言うのがどうしても引っかかっていたのだ。

 説得に成功したあなたはそのままバタリと地面に倒れ込んだ。辺りに生えている草の感触がフカフカでとても心地良い。横を見ると彼女もまたあなたの真似をして倒れ込んでいる。


 お互いに地面に寝そべって草の感覚や土の暖かさを実感していると、ふと彼女に色々聞きたい事があなたの頭の中に湧き上がってきた。


 そこであなたはさり気なくリコスに向かって話しかける。


「どうしてこんな旅を?」


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886558356

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