　格闘技経験者の男にボコボコにされたあなたは、しばらくの間路上で意識を失っていた。それから何とか目を覚ましたあなたはよろよろと起き上がり、失意の中よろよろと歩き始める。

　全く何も知らないこの世界で、多少自信のあった戦闘力でさえあてにならないと言う現実に、あなたは段々と孤独を強く意識し始める。

　そんなネガティブモードのあなたがトボトボと歩いていると、道端に捨てられていたちょうど良さそうなロープを発見する。

　もうひとりでこんな世界をさまようのは嫌だとロープを拾う

　いや流石にそれはいけないと、ロープは無視する

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