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「え、遠慮しておくよっ!」
何かやばい感じがしたあなたはすぐにその場から離脱する。1対1なら負ける気はしなかったものの、あ相手は複数。複数戦の経験の乏しいあなたは不利な状況での戦いを避ける戦略をとったのだ。
「あっ、てめっ! 待ちやがれっ!」
いきなり逃げ出したあなたを強盗団の皆さんも追いかけてくる。逃げ足に自信のあったあなたは懸命に足を動かして逃げ切りにかけていた。多くの魔物との戦いで鍛えたその健脚の御蔭で、何とか悪党共の執拗な追走から逃げ切る事に成功する。
気配を感じなくなって後ろを振り向きその姿が見えないのを確認ところで安心したあなたはようやくその足を止める。あなたはハァハァと肩で息をしながらほっと胸をなでおろした。
そこから少し歩いていたところで、まるで待ち合わせをしていたみたいにリコスと遭遇する。どうやら彼女もあなたを探していたらしかった。
この奇跡的な再開に思わず抱きつこうとするものの、それは出来ないとギリギリで踏みとどまって、あなたはリコスと適切な距離を取る。
こうして探し人は見つかり、また2人での旅が再開される。中々会話がうまく続かない内に、気が付くとあなた達は砂漠に辿り着いていた。
その砂漠の正面には大きな遺跡があって、あなたたちの入場を歓迎するかのように入り口が開放されている。
当然ここは遺跡に突入する!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886586224
いや、やっぱり何か怪しい、遺跡の探検は止めておこう
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886551628
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