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 あなたはまだ探していない施設はないか、裏道的な部分を中心に探し始める。かなり薄暗い建物の裏側の部分とかにも顔を覗かせていると、背後から近付いてくる気配をあなたは感じる。

 危険を察知して振り返ると、それはどうやら強盗を生業にしている方々らしかった。


 強盗団の皆さんはあなたをターゲットに決めたらしい。続々と仲間が集まってきて、最後には6人程度の小さな集団となった。その中のリーダーっぽい無骨な大男があなたの前にずいっと一歩踏み出してきた。


「にーちゃん、ちょっと俺達に金を投資してみないかい?」


 見たところ、訓練を受けた兵士と違って実力はそこまでありそうには見えなかった。ただ、見た目だけで判断して痛い目を見る可能性もなくはない。

 盗賊として生計を立てている以上、そこそこ強い可能性もある。



 それでも戦って蹴散らす

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886532802

 余計な戦いは体力の無駄だし、逃げる

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886541432

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