95

「ふーん、ただ、投資先としてはあまり優良物件とは思えないなぁ……」

「ほう、これは交渉決裂かな?」


 強盗団の要求を拒否したところで、周りの雰囲気がガラッと変わる。あなたは腰の獲物を引き抜き、悪党共と対峙した。対する強盗団もこう言う展開に慣れているのか、全く動じる気配がない。お互いに殺気の飛ばし合いで緊張感の高まる中、どちらともなく戦闘は開始される。


「うおおお!」

「この人数相手に馬鹿な奴め!」


 あなたの剣技は強盗団一人ひとりには有効だったものの、そこは多勢に無勢、ひとりに斬りかかる隙に死角からの攻撃が迫り、中々あなたの有利な状況に持ち込めなかった。流石はプロの強盗団だけはある。攻撃を受ける方も受け流す技術に長けていて、あなたの攻撃はすべて紙一重でいなされていた。


 このままだと体力を消耗するだけで、時間が経つに連れて確実にあなたが不利になる。この状況を前にあなたは剣を振るいながら考えた。



 このまま押し通して活路を見出そう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886541364

 この状況はやばい、一旦距離をとって、ここは逃げるべきだ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886541398

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る