54

「そ、そう言うのは……別にいいかな?」


 話を聞いたら何かヤバイ気がしたあなたは、懸命に話題を逸らそうと言葉を尽くした。その努力の甲斐あって、リコスは徐々に話す気力を失い、予言の話は立ち消えになる。


 こうして危機を脱したあなた達はその後も道なりに歩いていく。地図を持っていなかったので、分かれ道の度に勘に頼って行き先を選んでいると、視界の先に海が見えてきた。


「おおっ、海だよ」

「本当だ」


 海に辿り着いたあなた達は転移先で初めてみた海を興味深く目に焼き付けた。この世界の海もまた美しく、陽の光を反射してキラキラと輝いている。とてもいいロケーションだ。


 さて、この海で何をしよう。あなたは腕を組んで考え始める。



 海に来たのだから当然泳ぐ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886491062

 2人で浜辺を散歩しようかな

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886491104

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る