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「じゃ、浜辺を散歩しよっか」

「う、うん……」


 あなたの誘いにリコスは若干不満そうな態度をとるものの、それでも浜辺を歩くあなたにしっかりとついてきてくれた。この浜辺は泳ぐ人の姿こそひとりも見られなかったものの、浜辺を散歩する人は何人か目にする事が出来た。きっとそれなりに人気スポットではあるのだろう。


 頬を撫でる潮風がくすぐったくて、耳に残る潮騒の音が心地良くて、この浜辺の散歩はいい気分のリフレッシュになっていた。最初は不満そうだった彼女もいつの間にかこの散歩を楽しんでいる、そんな風にあなたには見えていた。


 十分気の済むまで浜辺を歩いたあなた達はこの海を後にする。いい思い出が出来たなとあなたは満足して、次の目的地に向かうのだった。


https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886491134

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