15
「この風が心地良いよね」
あなたは吹き抜ける風についての感想を口にする。何気なく発したその言葉にリコスはキョトンとした顔で振り返った。
「そう?」
「え? だって……」
あなたがこの丁度いい風の心地良さを説明しようと口を開いたその時だった。突然雲行きが怪しくなり始めたかと思うと、風の質が変わる。
「あれ? 急に一体……?」
優しく吹いていた風が突風に変わった。そうして空を厚い雲が覆っていく。まるで今から何かとんでもない事が起こりそうな雰囲気だ。さっきまでの平和な気配はもうどこにもなかった。この突然の雰囲気の変化にあなたは戸惑う。
そうして思わずあなたはこの状況に口走ってしまうのだった。
「この風って?」と、リコスにこの状況に対する質問をする。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886443360
「早い!早すぎる!」と、意味もなく中二病を発動させる。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886445770
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