5
「リコス、君が可愛いからつい見てしまっていたんだ」
「えっ?」
あなたは頬を赤らませながら正直な気持ちを彼女に向かって口にする。リコスもまたそう言う返事が帰ってくるのは予想外だったようで突然挙動不審になっていた。
「えっと、ごめん」
「いや、いいから」
それから会話は中断するものの、雰囲気的に彼女は照れているようだった。あなたは正直に気持ちを話せて、その反応も悪くない事に安堵したのだった。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886437829
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