『来訪者』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843312
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885843312/episodes/1177354054886001128
婚約者、美月が動いたエピソード。
主人公たちの関係を引き裂こうとする心が、暗い炎となって見える。
>口元に貼り付いた笑みを消さないまま、美月はおっとりとした口調でそう話す。
接客業を長年していると、相手のことが直感でわかるような感覚が身についてくる。
自分の本心を見せない美月の口調と微笑みに、宮田は自分と同類の感情の澱みを鋭く感じ取った。
恐らく——彼女は、髪のスタイリングではなく、「その合間の話」が目的で、ここへやってきたのだろう。
いやあ……怖いなあ。
何がって、文面的には何の問題もないやり取りなのに、内心のドロドロというか、内に隠した炎みたいなものがしっかりばっちり見えるところ。
宮田が美容師で、洞察力に長けているという設定もばっちりはまっていると思う。
いやしかし怖い。彼女らが突然お宅訪問とか、考えただけでも逃げ出したくなる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます