『バイバイ、ご主人様』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885765083

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885765083/episodes/1177354054885775030



 ついに別離のときが訪れたエピソード。

 その時が来ても、ハチミツはハチミツであった。


>ご主人様と一緒にいられなくなるのは、ボクだって寂しい。けどご主人様、笑って。いつものお日様のようなポカポカした笑顔を、ボクに見せてよ。

 でもご主人様は笑ってはくれなかった。仕方が無いか。寂しくて悲しくて、どうしようもない時ってあるもんね。

 わかった。だったら今は、たくさん泣いていいよ。いつかきっと、また笑えるようになるはずだから。



 ハチミツはご主人を優しいと言うが、ハチミツも物凄く優しい子だ。

 ありのままに全てを包み込むような温かさがある。『だったら今は、たくさん泣いていいよ』の台詞がそれを表しているように思う。

 真っ直ぐな優しさに癒され続けているためか、お別れの部分は上手く言葉にできないほどの悲しみがある。きっと、ここを読んだ多くの読者はそう思うのではないか。

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